● Vol.24 お風呂は、「ジャングル〜グル」
---------- 2004/11/25(Thu) 20:37
   「ふぅっ..。」
   「あぁっ..。」
 
   こんなにゆっくりと静かに
   湯船に浸かってるのは、
   ちょっと久し振り。
   
   落ち着くけど、落ち着かない。

   子供が生まれる前、
   家内と結婚する前、
   こんな感じで一人ゆっくりと
   お風呂に入っていたはず。
   
   私が一人の頃(即ち独身)、
   余計なものは、風呂場に
   無かったし、要らなかった。
  
   一人で「ああぁ..」だの
  「ふぅ..」だの言いながら
   入るのが「お風呂」だった。

   でも、今じゃ..!!
  
  「いつまで遊んでるの、
   のぼせちゃうでしょ!」って、
   子供と一緒に風呂場で
   カアチャンから怒られる私。

   お風呂場は、おもちゃで
   いっぱい・ぱい。

   お父さんが作ったお手製の
   牛乳パックがグルグル廻る奴が
   一番人気だぜ!

  「第一のコ〜ス。たなべ君」、
   飛び込めもしないのに
   しっかり飛び込んでいる。

  『おふろ』は、ジャングル・グル。

   これが、結構面白くって、
   意外と癒されて、疲れて
   ぐっすり眠れるのだ。

   今日も「誰が一番早くお風呂に
   入れるかなぁ〜」って、子供達と
   真剣にスッポンポン勝負。

   子供にお風呂の正しい
   入り方・利用方法を
   教えて頂いた。

   お風呂上りは、勿論!
   仁王立ちしてみんなで牛乳。
    
   

● Vol.23 「胎教」って、ホントはなに?!
---------- 2005/06/14(Tue) 17:43
  「胎教」って、
   ホントは何でしょう?
  
  お腹の中の大事な赤ちゃんは、
  お母さんと『一心同体』です。

  だから、お母さんの影響を
  とても受け易いのです。

  実は、お母さんが嬉しいと
  赤ちゃんも嬉しくなり、
  お母さんが悲しいと
  赤ちゃんも悲しくなるのです。

  胎教の本来の意味は、
  単に音楽を聴く事ではありません。

  お母さんがとてもリラックスして
  気持ちが落ち着いていると、
  お腹の中の赤ちゃんもとても
  気持ちが良く、安心するのです。

  だから、お腹の中の赤ちゃんに
  お母さんが絵本を読んであげる、
  一緒にお散歩をする。
  それも立派な「胎教」なのです。

   赤ちゃんは、お母さんとの
   生活をとても喜んでいるし、
   楽しみにしていますよ!



● Vol.22 メール世代&ネット世代
---------- 2005/06/14(Tue) 17:47
  『お父さん、宿題も済んだ、
   明日の学校の準備もした。
   だから...』

  「いいよ、ゲームでしょ。」

  『やったぁ!ちょっとだけね。』

   子供たちが私のパソコンで
   ネットのゲームに興じる。

   ちょちょいのちょいで操作
   して自分の好きなゲームを
   楽しんでいる。

   ゲームの途中で、家内から
   メールが届く。
   
   これもまた、ちょちょいの
   ちょいでママにメールを
   返信する子供たち。

    そんな子供の小さな
    背中に、ふと思う。
   
   私ぐらいの年齢になったら
   車も空を飛んでいるんじゃ
   ないかと感じてくる。

   とても便利、何でも便利。
   
   子供たちの学校での話題の
   内容に、時に驚く大人の私。

   でも、肩車すると喜ぶ。
   布団の中でかくれんぼすると
   とってもはしゃぐ。

    スピードアップした
    世の中になっても
    子供は、「こども」で
    いてほしい。

    夜中に帰宅する。
    メールが来てる。 
   
   「お父さん、お疲れ様。
    先に寝るね...
    おやすみなさい。」

    のメールが私を癒す。 

   

● Vol.21 こ・これって...も・もしかして「恋」?!
---------- 2004/11/25(Thu) 20:37
   小学生の高学年の頃、
   一人で電車に乗った。

   片道1時間半の移動を
   一人で往復した。

   帰りの電車に乗って、
   夕飯までにはお家に着く。

   途中の駅から一組の親娘が
   私の正面に座った。

   女の子は、丁度私位の年の頃。
   ちょっと、かわいい。

   横目でチラチラ、上目使いに
   チラッ・チラッと見ちゃう私。

   チョッとカッコつけて、意識
   している自我に目覚めた私。

   でも、あわ〜い恋心を打ち砕く
   そのお母さんらしき人の声。

   「僕・僕、着いたわよ。
    ここで降りるんでしょ。」
    って、肩を叩かれた。

   「はっ!!」と目を丸くした。
    いつの間にやら眠って
    しまっていたワ・タ・シ。

   それも、大きく口を開けて
   おまけによだれまで垂らして。

   硬く口を閉じて、速やかに
   よだれをシャツの袖で拭いても
   も〜、あとのま・つ・り。

    お母さんの後ろから、
    そのカワイイ女の子が 
    私を無言でジーッと見てた。

    無言で走り去る私。
    2秒ぐらい目をつぶって走った。

    駅員さんに切符を渡したのか
    勿論、覚えていない。

     「はぁ〜」
     「あぁ・あ〜ぁ」

    今まで誰にも言えなかった。
    とうとう、カミングアウト!

    後ろ向きで、家内に告白。
    胸のつかえが少し取れた、
    秋の夜の中年のわ・た・し。 

  

● Vol.20 「安産」って、なに?
---------- 2004/11/25(Thu) 20:38
  「安産」ってなんでしょう?
   誰のための安産なのでしょう?
   
   お産の時、最も不安なのは
   誰でしょう?

   お母さんのとてもとても大切な
   小さな小さなか弱いお腹の中の
   赤ちゃん..。

   赤ちゃんこそが、
   最も不安なのです。

  「安産できるかなぁ〜」って、
   いつもドキドキしているのは、
   お腹の中の赤ちゃん。

  「大丈夫、心配しないで
   お母さんがちゃんと守って
   あげるから安心して
   会いに出ておいで」って
   言ってあげて下さい。
 
   安産とは、
   赤ちゃんとお母さん共が
   安産することなのです。



● Vol.19 あぁ〜、涙の再会...
---------- 2005/06/14(Tue) 17:48
    たなべクリニックでは、
   「ソフロロジー法」という
    母と子の絆を第一に考えた
    出産法を推奨しています。
  
   私は、その出産法を日本全国に
   普及させる活動をしています。
  
   全国の病医院の関係者が
   ソフロロジー法を学ぶために
   クリニックを訪れています。
   同時に、私は日本各地で講演を
   行なっています。

   遠方に講演に出かける際は、
   飛行機を利用します。 
   家族がお見送りをしてくれます。

   帰路に着く空港にも家族が
   出迎えてくれます。

   そこには、いつもドラマが
   あるのです。

   私は、一日たりとも家族、
   特に子供達と離れる事に
   寂しさを感じます。

   私を乗せた飛行機が到着。
   子供達は、スタンバイ!

   私を見つけた子供達は、
   30メートル先から
  「お父さん〜!!」と
   私に駆け寄り、涙の再会。

   周囲には、大勢の人達。
   その光景に涙する私の妻。
   
   気の良い知らないおばちゃんが
   妻に駆け寄りもらい泣き。
  「あら〜、ご主人長いご出張だっ
   たんですね〜」と妻に一言。
    
   そのおばちゃんに家内は、
   涙目で笑みを浮かべて切り返す。
  「いいえぇ〜、昨日出て行った
   ばかりですよ〜。」

    毎度、繰り返される
    涙の再会ドラマ。

    今では、我が家の
    恒例行事であ〜る!

   出張しても、かみさんには
   電話しなくとも、子供には
   日に3回は電話する私。

   飛行機が着陸態勢に入った   
   時から既に涙目の私です。
   


● Vol.18 運動会にて...
---------- 2004/11/25(Thu) 20:11
  車窓から子供達の躍動、父兄の
  歓声が飛び込んでくる。
  風に乗って、別の地域の運動会の
  アナウンスが耳に届く。

  運動会シーズン到来!

  今も昔も子供達の「一生懸命さ」が、
  父兄ならずとも大人の心に幸せを
  運んでくれる。

  沢山のテント、大きな歓声。
  グランドの思い思いの場所で、
  お弁当箱の饗宴。

 「一杯、どうですか?」と、
  隣のお父さんからビールの
  差し入れ。

 「運動会という名」の真昼の
  宴会に盛り上がるお父さん、
  おじいちゃんの少し向うに
  父と娘の姿。
  私の視線が止まる。

  運動会の主役のその小さな
  女の子の背中の向う側に
  お父さんが背中を丸めて娘の
  視線で向き合う。

   父と娘だけのお弁当。

  偶々、祖父母が来れなかった。
  お母さんは、少し遅れて来るの
  かも知れない。と、考えた。

   ずっと、二人だけだった。
  
  ずっと、女の子は、楽しげに
  お父さんに話しかけている。
  嬉しそうに目尻が下がる父。
  
  大宴会じゃなくても楽しそう。
  とっても幸せそう。
  二人ともとっ〜てもニコニコ。

 「あぁ〜。貰ったビールより
  得した..」と素直に思えた。

  我が子にも「あの子誰?」って
  尋ねなかった。
  傍らの家内にも何も言わなかった。

  何故か胸一杯になった。
  大きく空を見上げて深呼吸した。

   「運動会」って、やっぱ
    いいよなぁ〜。

    絶対、いい...。
  
  

● Vol.17 名も無き花の声
---------- 2005/06/14(Tue) 17:50
  私は、花が好き。
  造花より生花が良い。

  散るはかなさに、より一層の
  美しさがあると感じる。

  クリニック内には、いたる所に
  花や木々がある。
  
  訪れる人々に一時の安らぎを
  与えてくれている。

  でも、院内の私の部屋には
  花や木々が無かった。

    ある日、部屋に戻ると
    一輪の花と小さな鉢が
    出迎えてくれた。

 「先生の部屋は、殺風景なので」と、
  スタッフの何気ない心遣い。

   今では、何気なく私の視線に
   入る小さな花や植物が私を
   とても癒してくれる。

   物言わぬ生物(植物)が、
   声なき声で私に囁いている。

   万物には、生命がある。
   その見えないエネルギーを
   周囲に発しているのだろう。

   静かに花や木々に水をやる
   私の心は、何故か穏やかである。



● Vol.16 タバコを吸うお母さんへ
---------- 2004/11/25(Thu) 20:40
   タバコを吸うお母さんは、
   時に、独り言のように
   こう、おっしゃいます。

  「別に、大丈夫だったわよ。
   私も妊娠中止められなくて
   ずっとタバコ吸ってたけど、
   普通に生まれたし、子供も
   元気にしてるわよ...」
   
   って、友達も言ってたし。

   はたして、本当にそうでしょうか?

   妊娠中にお母さんがタバコを吸うと
   お腹の赤ちゃんの脳に小さな穴が
   空くと言われています。

     「集中力がない」
     「きれやすい」子供の
   
   原因のひとつと考えられています。

      赤ちゃんもひとりの
      立派な人間です。

     ひとりの人間として、
     自分の人生を健康で
     元気に生きていく権利を
     持っています。
 
   たとえ、お母さんと言えども
   赤ちゃんの権利を奪う事は、
   出来ません。

   赤ちゃんの大切な未来を、その
   第一歩であるお腹の中から
   阻害する事は、たとえ親でも
   出来ないのです。

     あかちゃんは、
     あなたを選んで、
     やって来たのです。

   とても大切な大事なお腹の
   赤ちゃんを、これからも愛しく
   守ってあげて下さい。

     あなたもお母さんの
     お腹の中に居た
     赤ちゃんだったのだから。



● Vol.15 「なつのとも」の思い出
---------- 2005/06/14(Tue) 17:51
   夏休みが終わった。
   我家に居た小さな怪獣達も
   元気に登校している。

  「夏休みの宿題は、全部
   終わったとね〜。
   知らんよ、お父さん。」
   と、休み最後の日にソファに
   寝そべる余裕シャクシャクの
   子供達に一言物申す父。
  
  「あと、ひとつだけ〜。」

   その「あとひとつ」が
   落とし穴。

   私が小学生の頃、夏休みに
   なったら、初日から気合
   入れて宿題をやりまくった。

     目標は、
    「7月中に終わる。」
     そして、遊びまくる!

  「よ〜し、絵とか図工は
   後ですれば良かけん・・・」

   そのいつも同じ計画で、
   私は、毎年泣いていた。

   遊びに夢中の8月は、
   すっかり絵や図工を忘れて
   31日の夜に悪夢が襲う。

  「あぁ、しとらんやったぁ〜。」
  「ど・どうしよう〜。」

   泣いても何も進まない。
   親に怒られ、イヤイヤ眠い眼を
   こすって、夜なべする。

   何を作ったかのわからぬ
   図工の作品を手に始業式へ。

   ドキドキしながら上目使いに
   担任の先生に宿題を提出。

   「宿題、忘れた者、
    手を上げっ〜。」と先生。 

   数人の友達が手を上げる。
  「うわぁ〜、ヤバイぞっ〜。」
   と自分の事のように私。

  「しょうがないなあ〜。」
   と、アッサリ終わる先生。

  「えっ?!」「なにっ!?」
  「先生、怒んないの?」
  「な・な・なんでぇ〜???」
   と、崩れ落ちる私。

   先生、そりゃぁないよ〜。
   私の「よなべ」は何だったの?
   と、今この瞬間に声を大にして
   私は、言いたい!!!

   こどもたちよ。
   宿題、ガンバッテ...。
   でも、頑張らないで...。