Vol.369 「匿名」
震災から・一ヶ月が流れた。

日本国内だけではなく・世界各地から多くの支援が送られている。

様々な方々が・被災地を訪れている。

数多くの著名人が現地入りしている様子が・連日報道されている。

そんな中・・。

報道を避けて・現地入りする芸能人がいる。

何ら告知せず・被災した方々の元を訪れる有名人もいる。

芸名を明かさず・実名で支援物資を送り続ける方もいる。

先日・乗り合わせたタクシー。

自然と震災の話題に。

「私は何も出来ないですけど・これからずっと毎年
少なくとも十年は義援金を送り続けたいと思います」
と・運転手さん。

“支援”に優劣なんかない。

毎日近くの神社に祈念する人も百億の義援金を差し出す人も
“こころ”は同じ。

こころの中心からの“想い”がたいせつ。

“匿名”と言う名のタイガーマスクが・ずっとずっと
“つながる”様にみんなで繋ごう。
Date: 2011/04/14(木)


Vol.368 「十年後のラヴレター」
「なに・・泣いてんの!?」

『・・・』

涙ウルウル・鼻水ずるずるのママ。

無言で手渡す・数通のお手紙。

【十年後の君へ・・】

息子が六歳の時。

私が・家内が・彼の弟が。
そして、彼自身が。

綴った4通の手紙。

16歳になった息子へのラヴレター。

あの日から・十年。

十年前の彼と再会。

彼の想い・家族の想い。

紡いだ時を・ひと時解いて・・。

あの日・あの時に・出逢えた。
Date: 2011/04/07(木)


Vol.367 「すなお」
「ハイ!どぅ〜ぞぉ!」

『あらっ!すいません先生』

お母さんの診察に”付き添って”来てくれた
お姉ちゃんへ・お礼のお菓子を手渡す。

『なんて言うのかなあ』
の・お母さんの問いに・お姉ちゃんは・・。

『あ・り・が・と・う』
と・言ってくれる。

『あらっ!そんなことしちゃだめよ』
の・お母さんの言葉に・お兄ちゃんは・・。

『ごめん・なさい』
と・言う。

子供たちは・
『ありがとう』
『ごめんなさい』
が・言える。

躊躇なく・言える。

言いたい。
誰もが・言いたい。

言えるよね。
Date: 2011/03/31(木)


Vol.366 「祈念」
きっと・・神様がお怒りになっている。

誰に・何にお怒りなのかは・分からない。

けれど・私たちに・大切な何かを
お伝えしようと考えていらっしゃるのではないか。

手を合わす。

とにかく家内と二人・・。

神様の気がお静まりになるまで・二人で祈念。

合掌。

祈念。
Date: 2011/03/24(木)


Vol.365 「約束」
3月11日金曜日・午後。

その日の診療後・ニュースに唖然・茫然。

翌12日土曜日・診療合間の昼食中。

ニュースに絶句。

被災された方々に・心中より祈念。

私は・私に出来る事をする。

こころに決めた。

「きつい」「しんどい」言わない。

「疲れた」言わない。

一生懸命。

私は・私に出来る事を続ける。
Date: 2011/03/17(木)


Vol.364 「長所」
「自信がない」子供たちが増えている。

自分に自信がない子供は
「自分が好きじゃない」と呟く。

昔は・たくさんの色々な一等賞があった。

かけっこ一等賞・縦笛一等賞・缶蹴り一等賞・・。

でも今は・勉強一等賞しかない。

親は・我が子の短所を多く語る。

無条件に喜んでいた・我が子の誕生。

けれど・いつのまにか条件付きの子育てに。

長所とは・・。

当たり前が出来る事。

長所とは・生きていること。

こどもを引き算で評価しない。
足し算で評価する。

自分の足で歩いている。
今日も元気に学校行った。

それで・いいじゃん!

それで・じゅ〜ぶんだよ。

ね!おかあさん。

Date: 2011/03/10(木)


Vol.363 「かちんコチン」
毎日・・。

コツコツ。

時折・お休みの日もあり。

スタッフや患者様から頂いたチョコを
冷蔵庫から取り出し・お口の中へ。

「今日は・どれにしようかなぁあ〜」

白い細長い箱をチョイス。

「?!?」。

かちんコチンのソックス2足。

家内・大爆笑!

二人で・大笑い。

只今・解凍待ち。

それ見て・更に二度笑い。

ありがとう・プレゼント。

ごめんない・靴下さん。
Date: 2011/03/03(木)


Vol.362 「旅立ち」
「誠におめでとうございます」

スタッフの結婚披露宴で・祝辞を述べる。

10年前のあの日・あの時に・・。
彼女と出逢った。

やがて歳月は流れ・看護師助産師となり・生涯の伴侶と出逢う。

今日と言うめでたき日が訪れ・その宴席でお祝いを述べる幸せが
十年の歳月を経てやって来た。

十代で出逢い・・人としての成長を見守って来た。

これから・・の十年。

人として・妻として・母として・成長する彼女に
大きなエールを。

おめでとう。

ありがとう。
Date: 2011/02/24(木)


Vol.361 「はっぴぃ・チョコ」
今年もたくさんのスタッフが・私を気遣い
2月14日にプレゼントをくれた。

添えられた手紙が・うれしい。

きれいに包装された箱を・ひとつ一つ丁寧に開く。

そんな中に・・。

可愛い封筒に・たくさんの文字が躍る便箋。

スタッフの子供たちからのメッセージ。

ちっちゃな女の子からのラブレターに・目尻も下がる。

ハート to はあ〜と。

お返事な〜んて・書こ〜うかなぁ〜。

今夜は・家内にヘルプで・チョコ三昧。
Date: 2011/02/17(木)


Vol.360 「お初」
中学生の時・ギターを買ってもらった。

めっちゃ・嬉かった。

勉強よりも真剣に練習した。

夜な夜な静かに・コードを押さえた。

初心者の私。

コード一つ覚えるのにも・四苦八苦。

やっと・一つのメロディを奏でた。

「母さんがあぁ〜夜なべぇをしてぇ〜」
「てぶくぅろっ編んでくれたぁあ〜」

私の処女作。

教本見ながら・初めて奏でたメロディ。

深夜に一人・・嬉しいやら・恥ずかしいやら。

「母さんの唄」にこんな感動するとは・・。

誰にも見られたくない・小さなガッツポーズを
何度も繰り返した。
Date: 2011/02/10(木)