Vol.379 「帝王切開」
帝王切開で・赤ちゃんが逢いに来てくれることもある。

「明日には・逢えますね」

明日・手術予定のお母さんのお部屋を訪ねる。

「今日は・赤ちゃんがお腹の中にいてくれる最後の日」
「だから・赤ちゃんと今夜を楽しんで下さいね」

帝王切開で・ご出産されるお母さん。

不安もあるはず。

でも・赤ちゃんに逢える。

お父さんも立ち会ってもらう。

手術を・赤ちゃんとお母さんが乗り越え
お父さんが寄り添う。

立派なお産。

おめでとう。

ありがとう。
Date: 2011/06/23(木)


Vol.378 「聞いた」
中高校生の息子たち。

無精ひげの我が子を母は・見上げて会話する。

母子の共通の話題も・息子の身長と反比例して・自然退縮。

コミュニケーションしたいママ。

一生懸命・世の中のトピックスを検索中。

ただ・・母親の「知ったかぶり」情報は・命取り。

間髪入れず・子供たちからのダメだし突っ込み。

「ねぇ~・あの事だけど~」

『それ!聞いた!!』

内容話す前から・シャットアウト。

ちょっと・かわいそうなお母さん。

アフターフォローは・お父さんの役目。

「なに!なにっ!どぉ~したの」

『聞いてくれる!あのねっ!』

お話聴いて欲しいんだよね・・。

聴いてあげてよ。

お兄さんたち。
Date: 2011/06/16(木)


Vol.377 「はっぴぃ~ばぁすでぃ」
1月から12月。

年間を通じて・全ての月に誕生日のスタッフがいる。

私は・毎月「おめでとう」が言える。

こころを込めた「Birthday Card」を送る。

ただ1枚のカードの月もあれば
7通のカードを渡す月もある。

そのスタッフの人生の中で
今日・この日の誕生日を
たなべクリニックでお祝い出来る幸せがある。

一期一会。

出逢いに・今日も感謝。

あなたにとって・素敵な一年でありますように。
Date: 2011/06/09(木)


Vol.376 「きゅうぴぃちゃん」
診察室。

そのテーブルにたくさんのきゅうぴぃちゃん。

大きいのから・小さいのから・いる。

肌色から・茶色から・いろいろいる。

みんな・自然と私のところへ集まって来た。

実は・私自身が買い揃えたものは・ひとつとない。

いつの頃からか”きゅうぴぃ”先生と呼ばれる。

私に・みなさんが”きゅうぴぃちゃん”をくれる。

テーブルいっぱいになった。

毎日・彼らに逢うのが・私の楽しみ。

大切な子供たち。
Date: 2011/06/02(木)


Vol.375 「検診」
『えぇ~・明日』

『ぇえ~・あしたあぁ~』

「先週から・ちゃんと言ってたでしょ」
「明日するからね!」

『・・・』

だたこねママ。

家内の子宮がん検診。

『やっぱり・・今日は・・』

「ダメ!ちゃんと受けなさい!」

半強制・診察。

「ハイ!終了!」

『えっ?!もう終わったの!?』

「そうだよ!痛くなかったでしょ」

『大丈夫だった・・』

「がんばったねぇ」

『ありがとうございます』

検診は・ちゃんと受けなきゃ。

ね・・ママ。
Date: 2011/05/26(木)


Vol.374 「もの」
専門店。百貨店。

ショッピング・モール。

郊外型の大型店舗が・大駐車場を備えて
私たちの利用を待っている。

一日中いても飽きない店舗。

様々なものが取り揃えられ・陳列されている。

ボールペンを探す。

ありとあらゆる種類が・ありとあらゆる要望に
応えるかのように並んでいる。

溢れている。

人がニーズを作り・人がそれに応える。

溢れている。

これって・・。

必要・・。
不必要・・。

もう一度。

こころ整理。

もう一度・原点回帰。

考えよう。

考えなきゃ・・。
Date: 2011/05/19(木)


Vol.373 「お初」
じぃっと・見つめる。

お父さんと赤ちゃんが・ご対面。

それを見つめる・お母さん。

小さな・くしゃみ。

『すっげえぇ・・』
『初・くしゃみじゃん』

ちっちゃな動きに・大きな感動。

『うわぁ!眼開けたっ!』

お初・オンパレード。

嬉しい・うれしい。
たのしい・楽しい。

シアワセ・しあわせ。
Date: 2011/05/12(木)


Vol.372 「菖蒲」
江戸時代後期。

端午の節句に・武家では吹き流しなどを立てました。

しかし・町人は吹き流しを許されませんでした。

代わりに・立身出世のシンボルであった鯉をデザインし
鯉のぼりを立てました。

それが・武家の間でも流行。

明治以降・吹き流しと鯉のぼりを一緒に
立てるようになったのです。

五月五日は・菖蒲の節句とも言われます。

菖蒲湯で・全身の疫病や災難を洗い流して
「元気に育て」と願うのです。
Date: 2011/05/05(木)


Vol.371 「勇退」
記念撮影の列。

誰もが・ツーショットにニッコリ。

「ありがとうございます」
「お疲れ様でした」

絶えぬ笑いに・尽きぬ思い出話。

永年勤続のスタッフが・クリニックを離れる。

「私たち・みんなが彼女の年齢に達した時
いかに彼女が素晴らしいスタッフであったかを
改めて・感じる事でしょう」

私の感謝の念。

ありがとう。

こころからお疲れ様。

あなたは・いつまでも・私の大切な自慢のスタッフ。
Date: 2011/04/28(木)


Vol.370 「三世代」
『どうもぉ・お世話になっておりま〜す』
孫を抱っこしてのおばあちゃん。

『今日は・どっちか見せてくれるかなぁあ〜』
おなかの赤ちゃんに問いかけるおかあさん。

「おんなの子みたいだよ〜」
にっこり・わたし。

『やったぁ・やったあ〜』
喜ぶおねえちゃん。

お姉ちゃん・お母さん・お婆ちゃん。

お腹の中の赤ちゃんと三世代のご対面。

繋がる母性。

母性の醸成。

育児は・世代を超えて繋がる・つながる。
Date: 2011/04/21(木)