Vol.439 「ジグソー」
「ん?!」。

『ダメ!触らないで』。

テーブルいっぱいに繰り広げられる大作。

昨夜の息子の夜なべに家族全員ちょっとビックリ。

「もう何にも出来ない」と困り顔のママ。

『あと少しで完成だから』。

完成まで・あと少し。

しかし・ここからが難関。

息子の作業の手もペースダウン。

ピースを持つ手も・しばし止まる。

「もぅう~・早くしてよ~」。

ママもちょっぴりイライラ。

「ん?!」。

ミイラとりがミイラに。

サポーター1号お母さん。

母と子の共同作業。

サポーター2号お父さん。

ゴールは近い!

『やったぁあ!』。

家族みんなでハイ・タッチ。

久しぶりのジグソーパズル。

親子で・ブチ達成感。大作完成。

でも・・。

何処に飾るの・・。
Date: 2012/08/16(木)

Vol.438 「 なまえ 」
『○△ちゃん・ガンバレ!』。

お母さんと一緒に陣痛を乗り越える赤ちゃんを
お姉ちゃんは応援。

元気に逢いに来てくれた赤ちゃん。

『○△ちゃん・こんにちわ!』。

お姉ちゃんは・ニコニコ。

『○△ちゃん』。

お姉ちゃんが・お腹の中の赤ちゃんにつけた"ニックネーム"。

お姉ちゃんは・お腹の中の赤ちゃんにお話していた。

お姉ちゃんが・ずっと呼び語りかけていたお名前。

「お名前・なににしようかなあ」と・お母さん。

『○△ちゃんでしょ!』と・お姉ちゃん。

お母さん・ちょっと困り顔。

でも・・。

「○△ちゃんにしよっかあぁ~」。

『うん!』。

お姉ちゃん・ニッコニコ。

先生もニコニコ。
Date: 2012/08/09(木)

Vol.437 「 夏休み 」
お姉ちゃんお兄ちゃんがやって来る。

夏休みはみんなで
お腹の中の赤ちゃんとの"面会日"を楽しむ。

超音波検査越しに見る赤ちゃんの動き・音に
姉兄たちはにこにこ・ワクワク。

でも診察室にも・興味津々。

右に左に・お目眼をキョロキョロ・ウロウロ。

輝く眼差しはお腹の赤ちゃんとお母さんを
離れて探検へ出発。

診察が終わる頃には・隣のお部屋でお絵かき大会。

「もう・帰るよ~」。

『バイ・ばあぁ~い』。

元気にお帰りのご挨拶。

「また・おいで」。

いつでも・待ってるから。
Date: 2012/08/02(木)

Vol.436 「 いただきます 」
たなべクリニックには・敷地内の施設に
居を構える学生がいる。

朝夕の食事も・クリニックで食す。

『いただきまぁあ~す!』。

たくさん食べて欲しい。

いっぱいおいしく・食べて欲しい。

でも・・。

好き嫌いは・ダメ。

「またあぁ~残してるじゃない」。

「いけません!」。

あと・5kg太らなきゃ!

もりもり食べて・いっぱい笑って。

健やかに成長しなさい。

だから・あと5kg太っていいから。
Date: 2012/07/26(木)

Vol.435 「体感」
今年も看護学校から・たなべクリニックに実習生がやって来た。

産科の実習を現場で学ぶ。

赤ちゃんとお母様の協力のお陰で・様々な体験をさせて頂く。

ご厚意で・分娩に立ち会う事もある。

学生たちは・お母様に寄り添う。

身もこころも寄り添う。

こころから応援する。

赤ちゃんとの出逢い。

頬伝う涙

ぬぐっても・ぬぐっても止まらぬ涙。

看護師の前に・一人の女性。

一人の人間。

生命の尊さを体感する。

学校では学べない・一番大切なものが・そこにある。
Date: 2012/07/19(木)

Vol.434 「リアクション」
親元離れて生活している・息子。

「便りのないのが・良い知らせ」なのかも知れない。

メールしてみる。

返信なし。

たまの帰省時に「メールぐらいしろよ」。

父からのリクエスト。

『うん・わかった』。

息子の返答。

メールする。

来ない。

もう一回。

来ない。

・・。

再チャレンジ。

ノー・リターン。

・・。

「ぁあ~そうだ!あれ欲しかったんだよなあぁ~」。

「買ってあげようかなあぁ」。

速攻リターン。

『お父さん!』。

分かりやす~い息子。

絵文字一個でもいいんだよ。

返信。

してね。
Date: 2012/07/12(木)

Vol.433 「うぶちゃり」
今から13年前・私はある施設の子供たちと出逢った。

子供たちは・様々なハンディを背負っていました。

けれど私をいつも・とても素晴らしい笑顔で出迎えてくれていた。

この子供たちのために。

私が出来る事を。

「十年間・あなたたちのために」
「チャリティコンサートをするからね!」と約束。

約束の十年目。

子供たちは・立派な大人へと成長しました。

子供たちと私との約束。

その想いは・私のスタッフへと受け継がれた。

地域の子供たちへ。

そして・その子供たちを愛する全ての大人たちへ。

私たちの想いは『うぶちゃり』へと伝承。

7月8日日曜日。

チャリティイベント『うぶちゃり』は・今年も開催される。

繋げる。

これからも・ずっと。
Date: 2012/07/05(木)

Vol.432 「もう一回」
たなべクリニックファミリーである
スタッフ全員の似顔絵(イラスト)を創作している。

まずファミリー・ひとり一人の笑顔を撮影。

それをプロのイラストレーターに依頼
似顔絵を作製。

第一回目の作品がみんなに届いた。

「えぇ~」。
 「うっそぉお~」。
  「私ぃ~もうちょっと・・」。

修正の嵐。

注文の連続攻撃。

「アゴのラインを細く」。
 「眼をパッチリ」。
  「髪を長く」。
   「口を小さく」。

もはや訂正ではなく・整形。

『みんな充分すてきだから』。
 『ありのままのあなたで』。

院長からファミリーへの異例のメッセージを掲示。

「でもぉお~」。
 「だってぇえ~」。

しょうがないねぇ~。

あと一回・もう一回だけですよ修正は。

あなたは・あなた。

ありのままの笑顔が・とっても素敵なんだから。
Date: 2012/06/28(木)

Vol.431 「今度こそ」
家内と共に。

コンビニへお出かけ。

到着後・散開。

チェック・チェック。

カロリーちぇっく!

「ほほぉお~」。
「う~ん」。
「なるほど~」。

カロリーと真剣勝負。

レジにて・家内と集合。

『今度こそ』。

夫婦の合言葉。

ダイエットじゃなくて。

健康になるために。

スキップして・お家に帰ろう。
Date: 2012/06/21(木)

Vol.430 「桜餅」
祖母を見舞った。

すこし・どきどきした。

当時十二歳の私は・一人で病室を訪ねた。

ちょっぴり・こわかった。

私の訪問を喜んでくれた。

祖母の笑顔が嬉しくて・ほんの少し寂しかった。

桜もちをくれた。

「桜もち・好きでしょ」。
「あなたが来ると聞いていたので・とっておいたのよ」。

うれしかった。

いつも"大丈夫"って・私を抱き寄せてくれた。

今でも・・うれしい。

こころの中心から・愛しい。

Date: 2012/06/14(木)