● Vol.99 「成人式」
---------- 2006/01/26(Thu) 00:35
    晴れ着姿の成人式。

    着慣れぬ着物に
    歩く姿も覚束無い。

    けれど、とても愛らしく、
    微笑ましい。

    成人したスタッフは、
    祝いの日に晴れ姿のお披露目に
    クリニックを訪れてくれる。

    先輩達からの祝福。

    少々、着崩れ。

    遠巻きに、目元緩む母親が見守る。

    社会に出た二十歳の女性。

    艶やかな晴れ着のように、
    胸を張って、ニコニコして、
    これからを歩んで欲しい。

    やる気と充実感。

    あなたの可能性は、無限。

    大いに学び、成長出来る、
    より良い環境を私は、
    彼女に提供したい。
 
    共に歩み、成長する。

    おめでとう。
    
    かんばって!



● Vol.98 「お気をつけて」
---------- 2006/01/19(Thu) 01:51
    私は、中学から全寮制の
    学校に進学した。

    初めての共同生活。

    中学一年生は、大部屋の寝室で
    同級生と共に就寝する。

    入学当初は、毎日が修学旅行気分!

    ホームシックに
    かかる事など無かった。

    しかし、私はある時、
    熱を出して寝込んでしまった。

    同級生達は、元気良く登校。

    広〜い寝室に、一人取り残され、
    静寂が心細さに拍車をかけた。

    食事時に厨房のおばちゃんが、
    ベットサイドにご飯を
    運んでくれる。

    時折、寮母さんが、顔を見せる。

    殆どひ・と・り..。

    病気して、幼い私は、
    初めて親の有難味を体感した。

    入寮する前、自宅に居る時、
    こんな時は、いつも誰か、
    家族が傍に付いていてくれた。

    おばあちゃんが、
    氷枕を換えてくれた。

    天井を見つめ、私は幼心に悟った。

    「いかん!こんな事じゃいかん!」

    「自分の身体は、
     自分で守らなきゃ!」

    「誰も相手にしてくれない」

    自己管理の意識に芽生えた
    私は、少し成長した。

    少し強くなった。

    風邪・インフルエンザの流行が
    音も無く忍び寄って来た。

    みなさん!
    手洗い・うがいを励行し、
    家族全員で心掛けましょう!



● Vol.97 「パンツ事件!」
---------- 2006/01/12(Thu) 09:58
   「もぅおぉ〜!何してるのぉお!!」

   「は・や・く!しなさいぃ!!」

    ちょっと、ご機嫌斜めなお母さん。

    些細な事で、いつも以上に
    注意を受けて、ちょっと
    ビックリお子様たち。

    傍観していたお父さんも、
    「?!」な感じ。

    緊急招集&緊急会議。

    お母さんにばれぬ様、洗面所で、
    父子のひそひそトーク。
 
    『何か、あったの!?』

    『なんでママは、機嫌悪いの?!』

    原因究明&対策会議。

    『なるほど〜、それでかぁ〜!!』

    お母さんが、お父さんや
    子供たちのためにパンツ
    (下着)を買って来た。
 
    第一次接近遭遇・
    長男にアプローチ。

    『こんなパンツ、穿かな〜い』

    第二次接近遭遇・次男にアタック。

    『要らな〜い』

    第三次接近遭遇・お父さん。

    『いいよ、子供たちが穿くでしょ』

    折角、パンツを買って
    来てくれたお母さん。

    悉く、嫌われ、誰も
    受け取ってくれない。

    そんな接近遭遇の経緯も
    全く知らない男性陣。

    一致団結。

    お母さんを労い・慰め・
    褒め称え作戦。

    三人揃って、
    三方向からのハグ攻撃!

    『ごめんね..マ〜マ!』

    「ちょっとぉ〜、やめてよぉ〜」

    と、言いつつも顔が綻ぶお母さん。

    『ありがとう..ママ!』

    ハグが一番。

    お風呂入って、おにゅう
    パンツをはきました!



● Vol.96 「ドライブ・スルー」
---------- 2006/01/05(Thu) 12:20
    休日のランチ・タイムに
    家族とお出掛け。

    今日のお昼ご飯は、
    「ドライブ・スルー」。

    マイクに向かって、
    メニューと睨めっこ。

    『えぇ〜、とぉ〜、
     何にしようかなぁ〜?』
     と、子供たち。

    「私は、どうしようかなぁ〜」
     と、ニッコリ・お母さん。

    「お父さんは、何にするの?」
     と、まだ、まだ、
     余裕・お母さん。

    『お母さん、頼んで!宜しく!!』
     と、他人まかせのお父さん。

    「もぉ〜、自分で決めてぇ〜」
     と、ちょっと、語尾が上がる
     お母さん。

    お子ちゃま達がご注文。

    「そんなに食べれないじゃない!」
     と、少し眉間にシワ寄る
     お母さん。

    あぁ〜だの、こぅ〜だの、
    なかなか決まらない。

    「早く、決めて!後ろも
     支えてるのよ!」
     と、最終警告・お母さん。

    車の中での、自己主張の嵐。

    『それでは、ご注文の品を
     繰り返します』

    オーダー取ってるお姉ちゃんも
    少し、困惑気味。

    『やっぱ、○△止めて、
     ◎□でお願いします』
     と、状況把握ゼロの
     お子様たちのリコール。 

    「もぅぉ〜!!」
     と、キれる寸前・お母さん。

    ドライブ・スルーは、
    楽し・お父さん。

    マイ・ペース・子供たち。

    いつも疲れる・お母さん。

    『さぁ!楽しく食べましょ!』
     と、リアシート・お父さん。

    「こぼさないでよ!」
     と、ドライバー・お母さん。

    『有難うございました..』
     と、ちょっと溜め息・店員さん。



● Vol.95 「あけまして、おめでとうございます」
---------- 2006/01/01(Sun) 10:05
    2006年・平成18年。

    初日の出前に、今年最初の
    赤ちゃんが誕生しました。

    赤ちゃん・お母さん、
    そして、お父さんに
   「明けまして、おめでとう」

    出勤して来たスタッフと
    晴やかに、にこやかに
    新年のご挨拶。

    皆様にとって、今年が
    良き一年でありますように。

    2006年、
    どんな出逢いが待って
    いるのかなあぁ〜。

    ワクワク・ドキドキ。

    私が出逢う全ての人々の
    幸せを願い、応援したい。

    『あけまして、
     おめでとうございます』

    良き一年を。



● Vol.94 「大晦日」
---------- 2005/12/31(Sat) 15:38
    朝から少〜し、
    ドキドキ・ソワソワの私。

    当時、小学2年生。

    今からウン十年前、
    小学生の頃の私にとって、
   「12月31日」は、特別な日。

   「日本レコード大賞」観て、
   「紅白歌合戦」観て、
    年越し蕎麦食って..。
   『あぁ〜、チョー忙し〜い』

    レコード大賞・前に風呂入って、
    着替えて、万全の態勢で待機。

    みんな揃って、早目のご飯、
    家族・全員集合!

    除夜の鐘聞いて、
    この日ばかりは、夜更かし公認。

   「ゆく年・くる年」観る頃には、
    興奮疲れで、睡魔が襲う。

    翌朝、睡眠不足なのに、
    何故か早起き。

    一目散に郵便受けに、
    年賀状チェ〜ック!

    私が幼少の頃、『大晦日』は、
   「クリスマス」より、豪かった。

    ビック・イベントだった。

    家族揃って、年越し。

    蕎麦、もう一杯おかわり。



● Vol.93 「お・や・す・み」
---------- 2005/12/29(Thu) 11:32
    我家の家訓の一つに
   「家族全員、同じ布団で寝る」
    がある。

    家内と私に挟まれて、
    二人の子供たちが寝床に就く。

    家内との生活がスタートした
    時点で我家の家訓は制定され、
    実行された。

    よって、結婚当初から、
    大きなベットを購入した。

    しかし、さすがに四人で
    寝るのは、一苦労。

    就寝時には、ポジションの
    取り合い・争奪戦が繰り返される。

    『ちょっと〜、もう少し
     あっちに行って〜』

    『あぁ〜、落ちる〜』

    『じっと、してぇ〜』

    四人の協力・調和が無ければ、
   「おやすみ」がなかなか言えない。

    無論、親達は、真っ直ぐ
    なんか寝られない。

    でも、それが嬉しい。

    寒い季節、子供たちは、
    湯タンポ代わり。

    温もりが、寝顔が、
    夢の中へと誘う。

    ベットの端と端、
    頬杖ついて家内と語らう。

    『いつまで、一緒に
     寝られるかなぁ〜』

    『いつまで、くっついて、
     寝てくれるかなぁ〜』

    子供と共有出来る時間・空間。

    神様が与えてくれた至福の時に
    感謝し、家内に子供たちに
   「おやすみ」

    寄り添い、抱き締める時間が、
    とても愛しい。



● Vol.92 「クリスマスチャリティコンサートを終えて」
---------- 2005/12/24(Sat) 18:48
    12月22日・木曜日、
    小雪舞う午後7時、
    りふれホールにて
    クリスマスコンサート。

    チェロ・ヴァイオリン、
    ピアノ・コントラバスの
    素敵な四重奏。

    ホワイト・クリスマスという
    最高のシチュエーションながら、
    足元悪い中、沢山の方々が
    会場を訪れて下さいました。

    客席と演奏者が一体となり、
    言葉では表現し難い
    とても素晴らしい空間を
    皆様と共に共有出来た事は
    何ものにも替え難い
    貴重な体験となりました。

    共有する時間・空間で、
    個々の人々が、各々に
    感動と充実感を味わえた事が、
    なにより嬉しく、幸せでした。

    今年で6回目を迎えた 
    『X'masチャリティコンサート』

    「また、お会いしましょう!」
    
    演奏者と私からのメッセージに
    鳴り止まぬ会場の拍手に
    こころからお礼を
    申し上げたい。

    コンサートを通じて、
    多くの人達との
    出会いに感謝。  

    また、お会い出来る日を
    楽しみに..。



● Vol.91 「メリー・クリスマス」
---------- 2005/12/22(Thu) 13:01
    天高く、数十基の
    熱気球が空を舞う。

    今年も佐賀インターナショナル
    バルーンフェスタがやって来た。

    遠く澄んだ秋晴れの一片の雲も
    大海を渡り、あの子の空へと
    続いている。

    海外からバルーンフェスタに
    訪れた一組の夫婦。

    そのお母さんは、お腹の中の
    赤ちゃんとやって来た。

    異国の地での思わぬ出産。

    青い目のその子は、
    日本で産声を上げた。

    少し小さな赤ちゃん。
    お母さんと共に入院。

    当時、未熟児・新生児センターに
    勤務していた私が、
    赤ちゃんの主治医となった。

    小さくても、とっても
    元気な男の子。

    祖国に帰るまでを日本の
    病院で過ごした。

    お父さんは、一時帰国。

    初めてのクリスマスをお母さん、
    そして私と過ごす事となった。

    クリスチャンである
    その子の家族にとって、
    クリスマスは特別な日。

    家族離れ離れで過ごすクリスマス。

    クリスマス当日、母子と私の
    ささやかなパーティ。

    私からの赤ちゃん&お母さんへの
    プレゼントに
    目元が緩むお母さん。

    でも、やっぱりどこか寂しそう。

    でも..
    本当のプレゼントは...。

    クリスマスの前日、私の元を
    訪ねた一人の男性。

    お父さんの来日。
    彼の訪問は、彼と私だけの秘密。

    『メリー・クリスマス』

    予期せぬお父さんの来日に、
    夫婦の言葉なき抱擁。

    異国の地で過ごした赤ちゃん&
    家族の初めてのクリスマス。

    涙目の私からお母さん、お父さん、
    そして赤ちゃんに
    もう一度、こころからの
    「メリー・クリスマス」。

    あの日から数年。

    私に届いたクリスマス・カード。

    青い目の元気な男の子の
    家族写真に添えられた
    直筆のメッセージ・カード。

    『Merry Christmas.
     See you again!』



● Vol.90 「リアクション?!」
---------- 2005/12/15(Thu) 11:53
    子供は、感受性が強い。

    純真・無垢のキャンバスは、
    体感する様々なものへ即座と
    反応し、影響を受ける。

    勿論、テレビの影響は、
    とても大きい。

    お母さんの妊婦健診に
    一緒にやってくる
    お兄ちゃん・お姉ちゃんが
    小脇に大事そうに抱えている
    キャラクターのぬいぐるみ。

    一人のスタッフが瞬時に反応。
  
    「あぁ〜!それ、
     ○○チャンでしょ?!」

    「毎週火曜日に
     放映されてるもんねぇ〜」

    「?! ???」と、全く反応
     出来ないもう一人のスタッフ。

    子供の話題に反応・共感
    出来るかで、その人の
    子供の年齢・世代が判る。

    我が子も例外ではない。

    週毎・月毎、めまぐるしく
    変わる子供たちの話題・興味。

    付いていけない時は、
    即座に家内から情報収集。

    でも、最近、家内も
    付いていけないスピード感。

    『おい!筋肉!やるのか・
     やらないのか?!..』

    『○△×〜、フォ〜!!』

    子供の笑いの『ツボ』と
    大人の「つぼ」は、
    ちと違う?!のかも???

    そのリアクションにちょっと
    困る・戸惑う大人達。

    とにかく、引きつりながら
    笑う私がそこに居る。