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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.26「ぜいたく」について思う


 数年前、とある場所で、

 私は彼女と出会いました。

 

 少し遅れて、現れた彼女に

 挨拶をした私を、言葉にならない

 感情を抱いたのでした。

 

 知人より彼女を紹介され、

「盲目」である事を知りました。

 

 手にしていた杖を傍らに置き、

 私の方を向き、笑顔で会釈し

 私の前に腰を下ろしました。

 

 きちんとした身なりに清潔感の

 あるお化粧、楽しげな会話。

 

 視力を失って、久しいと言う

 彼女に何らハンディを感じる

 事なく、むしろその凛とした

 言動に彼女の強ささえも

 感じ得ました。

 

 同時に、健常者である自分を

 ふと振り返り、情けなさが

 私の内から私を責めました。

 

 「贅沢」とは、何でしょう。

 

 私は、私自身に問いました。

 

 光のない世界に毎日を送り、

 明るく笑う彼女のように、

 日一日をしっかりと生きて

 いるだろうか?

 健常である事に感謝し、

 本当の意味で自身を大切に

 して、毎日を過ごしている

 だろうか?

 

  彼女からの無言の

 メッセージが届きました。

 

 『人として心身ともに

  健康に生きなさい』

 私の眼の前にお手本が

 座っていました。

 

  本当の「ぜいたく」の

  意味を感じ得ました。

 

 有難さに感謝し、自らを

 大切に毎日を送らねば..

 

 でなきゃ、彼女に再会出来ない。

 

Vol.25「七色の声を持つ男」


「今日は何を読もうかなぁ~」

 の私の独り言に素早く反応!

 子供たちがお気に入りの

 本を探してお布団に滑り込む。

 

「じゃあ、今日はこの本からね」

 と、咳払いひとつとして私の

 ショータイムが始まる。

 

 オヤスミ前の小さなイベントで

 ある「本読み」は年々複雑となり、

 本の中の登場人物は増え、様々な

 キャラクターたちが登場する。

 

 そりゃ~、もう大変!

 

 登場人物のこころと声を

 使い分けなければならない。

 

   私は、七変化。

   七色の声をもつ男。

 

 最近では、ちょっとズルして

 声色を変えず、読んじゃうと

 子供たちから鋭いバッシング。

 

 挙句の果てには、

「今日は、いまいち」だね、

 なんて、ダメだしされちゃう。

 

  作者のみなさん、

  お父さんが読み易い

  怠け易いご本の制作を

  よろしくお願いします。

 

Vol.24『神様からの預かりもの』


  私は、こう思う。

 

親が子供を選ぶのではなく、

子が親を選んでやって来る。

 

  私は、こう考える。

 

子供が親として選んでくれて

私の所に来てくれたのだから

  小さな命は、

『神様からの預かりもの』

我が子として、例えようのない

深い愛情で包み込むと共に

この小さな命の限りない

可能性と未来を、決して

妨げる事は出来ない。

子供達が、自らの力で

旅立っていくまでは、

私の生涯をかけて守り、

育まなければならない。

 

私の「これから」は、

彼らの可能性と未来の

ためにある。

それが、神様から与えられた

親として選ばれた私と家内の

権利と義務であると感じる。

Vol.23 お風呂は、「ジャングル~グル」


「ふぅっ..。」
「あぁっ..。」

こんなにゆっくりと静かに
湯船に浸かってるのは、
ちょっと久し振り。

落ち着くけど、落ち着かない。

子供が生まれる前、
家内と結婚する前、
こんな感じで一人ゆっくりと
お風呂に入っていたはず。

私が一人の頃(即ち独身)、
余計なものは、風呂場に
無かったし、要らなかった。

一人で「ああぁ..」だの
「ふぅ..」だの言いながら
入るのが「お風呂」だった。

でも、今じゃ..!!

「いつまで遊んでるの、
のぼせちゃうでしょ!」って、
子供と一緒に風呂場で
カアチャンから怒られる私。

お風呂場は、おもちゃで
いっぱい・ぱい。

お父さんが作ったお手製の
牛乳パックがグルグル廻る奴が
一番人気だぜ!

「第一のコ~ス。たなべ君」、
飛び込めもしないのに
しっかり飛び込んでいる。

『おふろ』は、ジャングル・グル。

これが、結構面白くって、
意外と癒されて、疲れて
ぐっすり眠れるのだ。

今日も「誰が一番早くお風呂に
入れるかなぁ~」って、子供達と
真剣にスッポンポン勝負。

子供にお風呂の正しい
入り方・利用方法を
教えて頂いた。

お風呂上りは、勿論!
仁王立ちしてみんなで牛乳。