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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.83「大晦日」


 朝から少~し、

 ドキドキ・ソワソワの私。

 

 当時、小学2年生。

 

 今からウン十年前、

 小学生の頃の私にとって、

「12月31日」は、特別な日。

 

「日本レコード大賞」観て、

「紅白歌合戦」観て、

 年越し蕎麦食って..。

『あぁ~、チョー忙し~い』

 

 レコード大賞・前に風呂入って、

 着替えて、万全の態勢で待機。

 

 みんな揃って、早目のご飯、

 家族・全員集合!

 

 除夜の鐘聞いて、

 この日ばかりは、夜更かし公認。

 

「ゆく年・くる年」観る頃には、

 興奮疲れで、睡魔が襲う。

 

 翌朝、睡眠不足なのに、

 何故か早起き。

 

 一目散に郵便受けに、

 年賀状チェ~ック!

 

 私が幼少の頃、『大晦日』は、

「クリスマス」より、豪かった。

 

 ビック・イベントだった。

 

 家族揃って、年越し。

 

 蕎麦、もう一杯おかわり。

 

Vol.82「クリスマスチャリティコンサートを終えて」


 12月22日・木曜日、

 小雪舞う午後7時、

 りふれホールにて

 クリスマスコンサート。

 

 チェロ・ヴァイオリン、

 ピアノ・コントラバスの

 素敵な四重奏。

 

 ホワイト・クリスマスという

 最高のシチュエーションながら、

 足元悪い中、沢山の方々が

 会場を訪れて下さいました。

 

 客席と演奏者が一体となり、

 言葉では表現し難い

 とても素晴らしい空間を

 皆様と共に共有出来た事は

 何ものにも替え難い

 貴重な体験となりました。

 

 共有する時間・空間で、

 個々の人々が、各々に

 感動と充実感を味わえた事が、

 なにより嬉しく、幸せでした。

 

 今年で6回目を迎えた

『X’masチャリティコンサート』

 

「また、お会いしましょう!」

 演奏者と私からメッセージに

 鳴り止まぬ会場の拍手に

 申し上げたい。

 

 コンサートを通じて、

 多くの人達との

 出会いに感謝。

 

 また、お会い出来る日を

 楽しみに..。

 

Vol.81 「お・や・す・み」

    我家の家訓の一つに
   「家族全員、同じ布団で寝る」
    がある。

    家内と私に挟まれて、
    二人の子供たちが寝床に就く。

    家内との生活がスタートした
    時点で我家の家訓は制定され、
    実行された。

    よって、結婚当初から、
    大きなベットを購入した。

    しかし、さすがに四人で
    寝るのは、一苦労。

    就寝時には、ポジションの
    取り合い・争奪戦が繰り返される。

    『ちょっと~、もう少し
     あっちに行って~』

    『あぁ~、落ちる~』

    『じっと、してぇ~』

    四人の協力・調和が無ければ、
   「おやすみ」がなかなか言えない。

    無論、親達は、真っ直ぐ
    なんか寝られない。

    でも、それが嬉しい。

    寒い季節、子供たちは、
    湯タンポ代わり。

    温もりが、寝顔が、
    夢の中へと誘う。

    ベットの端と端、
    頬杖ついて家内と語らう。

    『いつまで、一緒に
     寝られるかなぁ~』

    『いつまで、くっついて、
     寝てくれるかなぁ~』

    子供と共有出来る時間・空間。

    神様が与えてくれた至福の時に
    感謝し、家内に子供たちに
   「おやすみ」

    寄り添い、抱き締める時間が、
    とても愛しい。

Vol.80 「リアクション?!」

    子供は、感受性が強い。

    純真・無垢のキャンバスは、
    体感する様々なものへ即座と
    反応し、影響を受ける。

    勿論、テレビの影響は、
    とても大きい。

    お母さんの妊婦健診に
    一緒にやってくる
    お兄ちゃん・お姉ちゃんが
    小脇に大事そうに抱えている
    キャラクターのぬいぐるみ。

    一人のスタッフが瞬時に反応。
  
    「あぁ~!それ、
     ○○チャンでしょ?!」

    「毎週火曜日に
     放映されてるもんねぇ~」

    「?! ???」と、全く反応
     出来ないもう一人のスタッフ。

    子供の話題に反応・共感
    出来るかで、その人の
    子供の年齢・世代が判る。

    我が子も例外ではない。

    週毎・月毎、めまぐるしく
    変わる子供たちの話題・興味。

    付いていけない時は、
    即座に家内から情報収集。

    でも、最近、家内も
    付いていけないスピード感。

    『おい!筋肉!やるのか・
     やらないのか?!..』

    『○△×~、フォ~!!』

    子供の笑いの『ツボ』と
    大人の「つぼ」は、
    ちと違う?!のかも???

    そのリアクションにちょっと
    困る・戸惑う大人達。

    とにかく、引きつりながら
    笑う私がそこに居る。

Vol.79「メリー・クリスマス」


 天高く、数十基の

 熱気球が空を舞う。

 

 今年も佐賀インターナショナル

 バルーンフェスタがやって来た。

 

 遠く澄んだ秋晴れの一片の雲も

 大海を渡り、あの子の空へと

 続いている。

 

 海外からバルーンフェスタに

 訪れた一組の夫婦。

 

 そのお母さんは、お腹の中の

 赤ちゃんとやって来た。

 

 異国の地での思わぬ出産。

 

 青い目のその子は、

 日本で産声を上げた。

 

 少し小さな赤ちゃん。

 お母さんと共に入院。

 

 当時、未熟児・新生児センターに

 勤務していた私が、

 赤ちゃんの主治医となった。

 

 小さくても、とっても

 元気な男の子。

 

 祖国に帰るまでを日本の

 病院で過ごした。

 

 お父さんは、一時帰国。

 

 初めてクリスマスをお母さん、

 そして私と過ごす事となった。

 

 クリスチャンである

 その子の家族にとって、

 クリスマスは特別な日。

 

 家族離れ離れ過ごすクリスマス。

 

 クリスマス当日、母子と私の

 ささやかなパーティ。

 

 私からの赤ちゃん&お母さんへの

 プレゼントに

 目元が緩むお母さん。

 

 でも、やっぱりどこか寂しそう。

 

 でも..

 本当のプレゼントは...。

 

 クリスマスの前日、私の元を

 訪れた一人の男性。

 

 お父さんの来日。

 彼の訪問は、彼と私だけの秘密。

 

『メリー・クリスマス』

 

 予期せぬお父さんの来日に、

 夫婦の言葉なき抱擁。

 

 異国の地で過ごした赤ちゃん&

 家族の初めてのクリスマス。

 

 涙目の私からお母さんに、お父さん、

 そして赤ちゃんに

 もう一度、ここからの

「メリー・クリスマス」。

 

 あの日から数年。

 

 私に届いたクリスマス・カード。

 

 青い目の元気な男の子の

 家族写真に添えられた

 直筆のメッセージ・カード。

 

『Merry Christmas.

 See you again!』

 

Vol.78「長野市・善光寺での講演」


『日本ソフロロジー法研究会』

 の委員長である私は、

 全国の様々な地域から

 講演の依頼がある。

 

 数ヶ月前、長野市の病院より

 講演の依頼が入った。

 

「たなべ先生!是非、長野の地で

 講演して頂きたい!」

 

 依頼があれば、私は、基本的に

 全国何処でもお伺いする。

 私の天命は、母と子の絆を

 第一に考える

『ソフロロジー法』を

 日本全国に普及させる事にある。

 

 ソフロロジー法のDVD・ビデオも

 最近製作した。

 

 講演を聴いて頂いた方々から、

 たくさんのメール・お手紙を

 頂いた。

「先生と出会えて良かった」

 

「ソフロロジー法を知って、

 とても良かった」

 

 『一期一会』

 

 秋晴れの長野で、紅葉鮮やかな

 善光寺にて、両親・祖父母と

 手を繋いだ七五三の可愛い

 子供たちにも出会った。

 

 私の『熱意』と『信念』の元、

 全身全霊で、会場の人々に

 多くのメッセージを送り続けた。

 

 『一期一会』

 多くの方々との出逢いに、

 こころから感謝し、

 前を向いて、胸を張って、

 威風堂々と歩きたい。

 

 21世紀に育む子供たちが

 健やかに成長しますように..。

 

 無言で頭を垂れ、合掌。

 

Vol.77「あたりまえ」


 朝から戦争のお母さん達!

 

 子供達を布団から出し、

 ご飯食べさせて、

「急いで~!早く~!!」と、

 学校へ送り出す。

 

 朝の慌ただしさも束の間、

 洗濯・掃除と孤軍奮闘。

 

 昼からは、お祖母ちゃんを病院へ。

 

 そうこしてる内に、

 お子ちゃま達のお帰り。

 

 夕食後、ついうとうとしてたら、

「あらぁ~、もうこんな時間?!」

 と大慌て。

 

『あっ』という間に一日が

 目の前を駆け抜けて行く。

 

「はぁ~、旅行なんかもう

 何年も行ってない..」

 

「ご飯作らなくって良かったのは、

 お産した時だけじゃあ~..」

 

 吐息混じりに一人、呟く。

 

 でも、可愛い我が子が病気。

 

 なんと入院。

 泊まり込みで、看病。

 

「代わってあげたい..」

「頑張って..」

 

 そっと握る小さな手の温もりに

 願いを込める。

 

 目が見える。

 耳が聞こえる。

 普通に歩ける。

 大声で笑える。

 

『あたりまえ』が

 私達の日常には、たくさんある。

 

 たくさん有り過ぎて

 見えなくなる。

 感じなくなる。

 

 五体満足。

 

 旅行に行けなくなったって..

 お家で、新聞ゆっくり読める

 時間無くったって..

 

 子供がちっとも、言う事

 聞かなくったって..

 元気で健康なら良い。

 

 時に、こころの内で立ち止まって

『あたりまえ』に感謝したい。

 

 無駄にしたくない。

 雑に扱いたくない。

 失う前に気付きたい。

 

『あたりまえ』が最も尊い。

 

Vol.76「こんにちは・ありがとう」


 診察室のドアを小さな身体で

 オープン。

 

「こんにちは~!」

 

『こんにちはぁ~!!』

 

「よくきたねぇ~!」

「ハイ、これど~ぞ!」

 

 私から渡された風船にニッコリ!

 

『ありがとう!!!』

 

『せんせい、バイ・バ~イ!!』

 

 大きく手を振り、

 しっかりサヨナラ。

 

 小さくてもちゃんと、

 あいさつが出来る。

 

 お母さん何も言わなくても

 自らが自然と、ことばに出来る。

 

「こんにちは・ありがとう」

 

 その子の日常には、

 そんな言葉がきっと、溢れている。

 

 だから、きちんと挨拶出来る。

 

 両親の、家族の愛情が

 垣間見える。

 

『ありがとう』が言える子供は、

 大人になっても有難うと言える。

 

 きっと、その子供もまた、

 ニッコリ挨拶出来る。

 

 育てられたように育つ。

 

 また、おいで!

 

 先生は、いつも待ってるよ!!

 

Vol.75「からつくんちは、世界一!!」


 11月2日午後7時30分、

 一番曳山・赤獅子を頭に

 14台の曳山が町内を躍り廻る。

 

 深見行く秋の夜風にのる

 お囃子の響き、提灯に

 浮かび上がる曳山。

 

 唐津くんちの幕開け。

 

 唐津神社の秋祭りは、

 11月2日(宵山)から3日間。

 

 文政2年からの郷土色

 溢れるお祭り。

 

 いなせな法被姿の若者達が

 勇壮華麗な曳山を曳き回し、

 唐津は、くんち一色に染まる。

 

 たなべクリニックにも

 14台の手作りミニチュア

 曳山が勢揃い。

 

 クリニックのラウンジは、

 特等席。

 

 毎年、赤ちゃんを抱いた

 お母さんやご家族がゆっくり見物。

 

『かたつくんちは、世界一!』

 

 腹の底まで突き抜ける囃子の

 音色に我が血は、燃え滾り、

 郷土愛、そして自分のルーツを

 体感する。

 

Vol.74「それでも..あなたが好き...。」


 里親となり、子供達を養育している

 ご夫婦とお会いする機会を持った。

 

 ご夫婦には、実のお子様がいない。

 

 丁度、夕食時、食事が済んだ

 子供達は、順を食器を台所へと

 自らが運ぶ。

 

『美味しかったよ』

 

『ご飯、作ってくれてありがとう』

 

 と、子供達は、口を揃えて言う。

 

「ハ~イ!」と里親の母は、

 食器を受け取る。

 

 正直、とてもビックリ!

 

 なんてお行儀が良く、良い子なの!

 

 そんな私の興奮に食器を洗う

 お母さんから私へのメッセージ。

 

「先生、この子達は、私に

 嫌われたくないんですよ」

 

「何箇所も施設を渡り歩いて、

 今こうして私達夫婦の元にいる」

 

「また、どこかにやられるんじゃ

 ないかと心配なんですよ」

 

「だから、私の気を引こうと

 するんですよ」

 

「そういう事が、自然と

 身についているんですよ」

 

   絶句..。

 

  言葉が見当たらない。

 

  私の足元で、

  私を見上げている子供達。

 

 こんなに小さなのに、人目を

 気遣い、自らの振る舞いを考え、

 毎日を生きている。

 

 選んで、この世にやって来たのに。

 

 何故に、この子達は、愛されない。

 


 抱きしめてもらえない。

 

「でもね、先生、親の悪口を

 言う子は殆どいないですよ」

 

 私は、自らの無力さに立ち竦む。

 

『母と子の絆』を深めたい。

 

   幼児虐待・いじめを

   少しでも減らした。

 

 私とスタッフ・私のクリニックは、

 そのために今後も歩んでいく。

 

 21世紀に生まれる子供達の

 幸せをこころから願いたい。

 

 微力でも頑張りたい。

 

 前を向き、顔を上げて、

『熱意』と『信念』で

 私は、わたしのこれからを歩む。