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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.39「日・記」


  お年玉をゲットしたばかりの

 子供から早々に内緒話で相談事。

 

 『今度の子供の日に..』

 『誕生日のお祝いに..』

 

「えぇ~、今からおもちゃの

 購入予約?!」と、お父さん。

 

 「じゃあ、お約束しよう」

 

 父の提案に無条件降伏の

 お子様たち。

 

 「日記書こう、毎日!」

不満気な顔で止む無く了承。

 

 でも、最近は子供たちも

 とても喜んで書いている。

 

 今日の出来事に自分なりの

 ストーリーをつけて、

 パジャマ姿で発表会。

 今では、本来の目的を

 忘れ、日記そのものを

 楽しんでいる。

 

 私も、毎日綴っている。

 家族のこと、仕事のこと、

 自分のこと...。

 

  八年目の日記。

 

Vol.38「私の良きアドバイザー」


 子供と一緒のお風呂は、親子の

 大切なスキンシップの空間です。

 

 子供の今日の出来事をひとつ

 ひとつ聴き・尋ね、彼らの

「今日一日」を疑似体験する。

 

 しかし、最近は少し状況が

 変わりつつあるようです。

 

 『お父さん、あのね~』

 

 と、湯舟の息子が一言。

 『さっきは、お父さんが

  悪いっちゃなかぁ~。

  お母さんに謝まった

  方が良いと思うよ』

 入浴前の些細な夫婦喧嘩を

 冷静に査定するお子様。

 

 「そうねぇ、そうする」

 

 と、小さく頷く大きな父。

 ママの事で、息子の適切な

 アドバイスを受けるパパ。

 

  小さくて大きな私の

  カウンセラーたち。

 

  明日もパパの相談に

 ママに内緒で乗ってねぇ~!

 

Vol.37「思念」


 日々成長する子供と

 共有する時間は、

 何事にも換え難く、

 二度と取り戻せない。

 

 職業柄、早朝、子供の

 寝顔を横目に自宅を離れ、

 深夜帰宅し、また、寝顔の

 子供に「ただいま」と呟く。

 今日も一日「動いてる」

 我が子に遭遇しない事は、

 決して珍しくない。

 

 自宅脇でのたまのキャッチ

 ボールも数球で中断。

 私の携帯電話の呼出しベルに

 『いいよ、お父さん』

 

 と、微かな笑顔で私の

 グローブを持ち帰る我が子。

 

 「ごめんね、今度また..」

 

 の父の声に頷き足早に去る子。

 

 以前、講演先の記者から

 インタビューの最後に

「先生の趣味は?」と尋ねられ、

『子供と遊ぶ事』と答えた。

 

 記者のペンは止まり、

「それじゃ、記事として

 面白くない」のコメント。

 

 その記者の眼を正面から

 見つめ、もう一度

『子供と遊ぶ事』と返答。

 

 取材記事から「私の興味」

 は、後日削除されていた。

 

 私は、赤ちゃんが大好き

 だから今の道を選んだ。

 

 今、産声を上げたこの子が

 愛しく両親の溢れる愛情に

 包まれる事をいつも願う。

 

 親として選んでくれた

 子供に感謝し、その念を

 百倍にして子に返したい。

 

    返したい..

   抱きしめたい..

 

Vol.36「金魚さんが天国へ..」


 昨年のお祭りの際、子供と

 金魚すくいを楽しいだ。

 

 なかなか上手くすくえない

 子供は、おばちゃんの

 スーパーテクニックに

 目を丸くするばかり。

 

「はい、おまけ」と、

 おばちゃんから手渡された

 ビニル袋の金魚を子供は

 大事そうに持ち帰った。

 

 金魚たちは、年を越す事が

 出来なかった。

 

 生き物が死んだ事を子供に

 どう伝え、理解させるか

 とても迷ってしまった。

 

  テレビゲームの

 「倒した・倒しされた」

  とは、次元が違う。

 

 死んでもリセット出来ない。

 

 「金魚が死んだ、

  また買えばいい」では、

  絶対違う、という事。

 

 生き物には、命がある事。

 その命は終わると絶対

 蘇らない事。

 

 生命は、尊い事。

 

 100%は、理解出来ない

 と感じる。

 

 しかし、子供に頭ではなく、

 心で何かを感じ取って欲しい。

 

 幼き記憶の内に留めて欲しい。

 

 金魚に目を瞑り、手を合わせて

「さようなら」を言って..