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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.52「祝いの宴」


 新婦の両親へ綴った

 手紙の朗読が、涙で

 胸に詰まる。

「がんばれ~!」と、

 会場から声が届く。

 

 新郎が挨拶、第一声に

 震える手が下がる。

 

「しっかり~!」と、

 涙声の激が飛ぶ。

 

 幼馴染の二人の結婚。

 出席者全てが二人の

 歴史を知っている。

 両家の垣根を越えて、

 心からみなが二人の

 門出を祝福している。

 

「○○ちゃんば、絶対に

 幸せにせ~よ!」と、

 新郎の親族が、、握り締めた

 新郎の手を離さない。

 二人の成長をつぶさに

 見守って来た人々は、

 心から喜び、祝う。

 

 みなが気持ちよく酔う。

 あちらこちらで華が咲く。

 

 会場のざわめきに司会者

 の声もかき消される。

 

 『祝いの宴』である。

 

  素晴らしい宴。

 

Vol.51「ハード・スケジュール」


 職業柄、私に原則的に、

 休日はない。

 

 24時間・365日、

 コンビに状態である。

 

 赤ちゃんが生まれるのに

 お盆も正月もない。

 

 クリニックから車で30分。

 以内が私の行動範囲である。

 

 だから、休日に子供と

 遊ぶのも「分刻み」で

 動いてしまう。

 

 大変なのは、お子様たち。

 

「よ~し!今日はお父さんと

 出かけるぞ~!!」

 

 最初は、喜ぶ子供達。

 

 父としては、限られた

 時間を最大限かつ有効に

 使い、子供と戯れたい

 気持ちが極めて強い。

 

 海へ、山へ、公園へ。

 30分刻みの場所移動。

 正に売れっ子タレント並み

 のハードスケジュール。

 

「どう?!楽しかった?」

 振り返ると疲れ果てた

 子供が後部座席に埋もれている。

 

『う・う~ん?!?』

 

 やさしい息子がこっそり

 家内に「今日」を報告。

 

 家内から私へのアドバイス。

 ちょっぴり、寂しく反省。

 お父さんは、楽しかったよ、

 でも、ゴメンナサイ..

 

 でも、わかってね..。

 

 あなた達が大好きな事を。

 あなたと共有する時間は、

 計り知れない事を。

「私の1秒は、あなたの1日」

 

Vol.50「怒ってるの?!」


 新婚時代、夕食後ソファで

 何気にテレビを見ている私。

 

 片付けものも一段落、

 コーヒーを沸かす家内。

 

 しばし、コーヒーブレイク。

 

『最近、少し貴方の職業が

 分かりかけてきた』つ妻。

 

「どういう意味?」と私。

 

『心ここにあらずでしょ、

 また、病院の事

 考えているでしょ』

 

「え!?そんな事無いよ」

 

 と、図星に反応。

 

  気になる患者様がいると

  身体は自宅に居ても、

  心はクリニックにある。

 

 公私の区別が全く無い仕事を

 家内なりに理解している。

 

『お父さん怒ってるの?』

 息子が私を覗き込む。

 

 クリニックに心が飛んでると

 無意識に顔が険しくなっている。

 

「違うよ、怒ってないよ」

 

 抱き寄せた息子に

 

「ごめんね」と囁く。

 

  いかん、いかん。

 

 子供には父でありたい..

 

Vol.49「唐津神社1250年祭」


 4月29日夏日のような

 唐津の町に曳山巡行が

 行われました。

 

 唐津神社1250年祭。

 

 秋の大祭である

「からつくんち」の14台の

 曳山が春の唐津に躍りました。

 

 午後1時、1番山・刀町を

 先頭に城下町を巡り、

 クリニック前を通過。

 


 2階ラウンジからご入院中の

 患者様やご家族が、その勇姿を

 ご覧になりました。

 

 20年に一度、その節目に

 唐津神社の春祭りに曳山は

 町を練り歩きます。

 


 お母様の胸の中で、曳山巡行を

 体感した赤ちゃんたちは、

 20年後、この春の日にまた、

 その勇姿を眼にする事でしょう。

 

 郷土愛溢れる子供・大人へと

 成長してもらいたいものです。

 

「からつくんち」は世界一!

 

 ま~ちがいない!!!