スマートフォン版はこちら

たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.174「学食」


「あと、五分」

 授業終了のベルより、

 お腹の虫が先に鳴っている。

 

 育ち盛りの高校時代。

 

 ベルト同時に学生食堂へ、

 もうダッシュ!

 

「おばちゃん!Aランチとうどん!」

 

 あっという間にたいらげて、

 ひと段落。

 

 食後のアイスクリームを

 友達と頬張る。

 

 学食のおばちゃんは、

 学校の近くに住んでいた。

 

 下校時に、仕事を終え、

 家路に着くおばちゃんと

 時折、出逢う。

 

「おばちゃん!バイバ~イ!

 明日も行くけん!」

 

『待ってるよ~!

 気をつけて帰りんしゃい』

 

 学校近くの駄菓子屋。

 友人とよく出かけた。

 

 そこに、おばちゃんの子供も

 よく遊びに来ていた。

 

「おい!お母さんは?

 一人で来たん?」

 

「お兄ちゃんがアイスクリーム

 ごちそうしちゃるけん」

 

「好きなのを、選びんしゃい」

 

『ありがとう!』

 

 子供と並んで、夕暮れ時に

 デザート・タイム。

 翌日、いつもの如く、

 学食へもうダッシュ!

 

 金欠な私は、カレーライス

 オンリーでガマン。

 

『はい!お待ちどうさま』

 

「?!」

 

「おばちゃん!間違ってるよ、

 うどんは頼んどらんよ」

 

 小さな声で、おばちゃんが一言。

 

『昨日、家ン子がアイスクリーム

 ご馳走になったでしょ』

 

『これは、おばちゃんのおごり!』

 

 正直、ラッキー!」

 

 食べ盛りの私に、

 ノーの文字はない。

 

「また、あの子にご馳走しよ~」

 

 小さなハピネスと

 大きな邪心が渦巻く私。

 

 ありがとう、おばちゃん!

 

 ありがとう、僕ちゃん!

 

Vol.173「こころのおしっこ」


 紙芝居。

 

 老練な紙芝居のおじいちゃんの魔術に

 吸い込まれる子供たち。

 

 紙芝居歴30年。

 

 子供たち自らも紙芝居を創る。

 はがきサイズの数枚の紙芝居。

 おじいちゃんは、一言だけアドバイス。

 

「こころのおしっこ」を描いてちょ~だい。

 

 こころのおしっこ。

 

 いいこともわるいことも何でも

 好きに書いてちょ~だい。

 

 それ以外は、何も指導しない。

 

 こころを描く子供たちの小さな紙芝居。

 親の口出しは、NG。

 

 小学生の男の子。

 学校が爆発しちゃう!紙芝居。

「どうして・爆発しちゃうの?!」

 と、おじいちゃん。

『宿題がなくなればいい..』

 お母さんの「毎日・毎日・宿題しなさい」

 コール。

 

『もやもや・すっきりぃ~』と、女の子。

 両親が離婚。

 母と暮らす娘。

 

 親へのメッセージ。

 

 子供たちの小さな紙芝居。

 

 幼きこころにもたくさんのおしっこが溜まる。

 たくさんのおしっこが出る。

 

 気付いてちょ~だい。

 

 子どもだって・おしっこ

 いっぱい・我慢してる。

 

Vol.172「大好きな母へ」


 子から母へ。

 一通のメール。

 

 想いは、受け継がれ、こころ育つ。

 

 二十歳になりました。

 遂に10代も終わりました。

 

 ここまで大きくなれたのも

 お母さんのおかげです。

 

 毎日毎日朝早くから夜遅くまで

 みんなの為にありがとう。

 

 弁当もありがとう。

 

 特に高校の時は朝早くから深夜まで

 迷惑かけました。

 

 おかげで思いっ切り野球ができました。

 

 金食い息子ですぃません。

 

 ずっと「ありがとう」が言いたかったんですが

 言いそびれてました。

 

 体に気を付けて、いつものように明るく、

 たくさんの赤ちゃんの為に、

 可愛い3人の子供の為に

 これからも頑張ってください。

 

 お母さんの子でよかったです。

 

 産んでくれてありがとう。

 

Vol.183 「77周年記念セミナー」

        ある産科関連の業者が77周年を迎えた。

        私も古い付き合いである。

        九州・中国地方を拠点とする・その業者が
       「77周年記念セミナー」を開催する事となった。

        「さて・どんなセミナー・講演会にしよう?」と
        考え、約300程の産婦人科施設(病医院)に
        アンケートをとった。

        『どんな先生の話が聴きたいですか?誰を呼んで
        欲しいですか?』のアンケートを実施。

        後日、その業者の社長がクリニックを訪れた。

        『たなべ先生が、アンケートの結果、
        第一位に選ばれました』

        『是非・当社の77周年記念セミナーで
        講演して頂きたい』との申し入れであった。

        過日、福岡のあるホテルで会場を埋め尽くす
        セミナーが、大盛況の内に開催された。

        嬉しい限りである。

        九州全域・遠くは本州から、
        『ソフロロジー』のお話を聴きに、
        たくさんの方が足を運んで下さった。

        講演は、拍手で迎えられ、
        講演後、倍の拍手に見送られた。

        講演の依頼は、後を絶たない。

        たくさんの人から握手を求められ、
        意見を交わした。

          一期一会。

        ソフロロジー法の日本での普及は、
        私の天職と考える。

        天職を全うするべく、これからも、
        熱意と信念を持って、全国で
        メッセージを送り続ける。