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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.195「産科医としての私」


私は・赤ちゃんが大好きで

産婦人科の道を選びました。

 

大学卒業後・大学院に進み

胎児の研究をしました。

 

大学院卒業後も・胎児新生児を

専門に勉強させて頂きました。

 

未熟児センターでの勤務医時代は

とても多くの事を学びました。

 

センターでは・24時間体制で

赤ちゃんの緊急な状態に対応していました。

 

昼夜を問わず・赤ちゃんと向い合い日々。

 

よって・仕事は・とてもハードなものでした。

 

お昼ごはんを・夜10時頃に食べ

夕食は・夜中の3~4時に摂っていました。

 

よって・何故か・同僚のみんなが

食事に「麺類」を注文しないのかが

勤務しみて分かりました。

 

当直の際は・一睡も出来ない忙しさ。

当直が明けて・そのまま

日中の勤務が続きました。

 

仮眠は・ベットではなく

椅子を並べて寝ていました。

 

あまりの忙しさ・寝不足に

お恥ずかしい話ですが・トイレに座ったまま

居眠りした事もありました。

 

それでも・とても充実した日々でした。

 

同僚の医師や看護スタッフと語らい

深夜仕事が明けて・帰宅せず

朝まで飲み明かして

出勤した事もありました。

 

  若さと熱意。

 

私にとっては・とても貴重で

有意義な時間でした。

 

たくさんの生命と向き合い

言葉発せぬ赤ちゃんたちから

多くの事を学びました。

 

命のスタートに立会い・関与できた事は

私にとって・尊い宝物なのです。

 

1000gに満たかった・あの赤ちゃんが

今では成人しています。

 

彼らとの出逢いは・私の産科医としての道に

多くお道標を与えてくれました。

 

物言わぬ赤ちゃんたちは・実は

多くのメッセージを私たちに送っています。

 

それを教えてくれた・あの子たちに・感謝。

 

出逢えて・ありがとう。

 

Vol.194「私の勤務医時代」


私は・どんなお仕事も大変と考えます。

 

どんなお仕事も尊く・必要と思います。

 

私のクリニックにも

様々な職種のスタッフがいます。

 

どの部門・部署の業務も・クリニックには

欠く事の出来ない大切な仕事です。

 

自身の仕事・業務に誇りを持ち

プロ意識を持つ事の重要性を

私は・常にスタッフに説いています。

 

私自身もプロ意識を持ち

自身の仕事に誇りを感じています。

 

医師としての仕事は・私の適職。

 

母と子の絆を第一に考えるソフロロジー法の

日本における普及活動は

私にとって・天職と考えます。

 

私の医師としての歴史があります。

勤務医時代もありました。

 

当時・離島の小さな診療所から国立病院まで

様々な病院に勤務しました。

 

独身であった私は・病院の敷地内にある

医師専用宿舎で生活を送っていました。

 

正直・悲惨な生活環境でした。

 

築ウン十年のボロアパート。

お風呂はありません。

 

当時・宿舎生活を送っていた勤務医数名で

病院に嘆願して・お風呂を作って貰いました。

 

念願叶って・お風呂完成。

喜んだのも束の間。

敷地内の雑草の生い茂る中に・ぽつんと

建っている解放感溢れる露天風呂スタイル。

小さな屋根がちょこんと・ついてるだけ。

 

四方から丸見え。

 

それでも・ないよりましと・雨の日も

風の日も・そして・雪舞うあの日も

寒さに震えながら・宿舎から

風呂小屋まで・ダッシュで入浴。

 

お風呂に入ったばっかりに

風邪ひく若手ドクターが続出。

 

また・ある日・突然「ドスン!」と大きな音。

 

宿舎2階のトイレの底が・突然抜けて

1階の宿舎へ便器ごと落下。

 

幸い・怪我人はありませんでした。

しかし・1階の住人は・その瞬間・まさに絶句。

 

テレビドラマで見るような・華麗な生活とは

地球規模ぐらいの大違い。

 

今では・懐かしい思い出ですが・・。

 

現在・後輩のドクターたちの宿舎環境は

以前よりかは・改善されたようです。

 

世間では・産婦人科のお医者さんの激務が

取り立たされています。

 

実は・プライペートの実態も悲惨である事を

知って頂きたい心境です。

 

  医は仁術なり。

 

高い理想と信念を持って・多くの医師は

日々の診療を行っていると私は・感じます。

 

Vol.193「えがお」


「おはよぅう~」って

まだ・全開モードじゃない

私からのスタッフへの挨拶。

 

『おはようございまぁあ~す!』と

ステキな笑顔が返ってくる。

 

幸せ気分になる。

 

朝からハッピィにしてくれる。

 

思わず・私は・お礼のご挨拶。

 

「おは・よぅう~っ!」と・満顔笑顔返し。

 

笑顔で・接すると・笑顔が返ってくる。

 

いつも笑顔の人が言う。

『笑っていれば・何かいいことあると

思うから・・』

 

いつもポケットに忍ばせている小さなメモを

そっと見ている人がいる。

そのヨレヨレの小さな紙には

『今・あなたは・笑顔ですか?』と書いてある。

 

いつも笑顔の人。

 

笑顔が素敵なのは・いつも笑顔だから・・。

 

その人を想い浮かべると、笑顔が浮かぶ人。

 

笑顔で毎日を過ごそう!

 

なぜかって考えるより・笑顔を振りまこう!

 

笑顔でいると・なぜか自分に

みんなから笑顔が返ってくる。

 

Vol.192「お百度参り」


私が・母父に逢いにやって来た時

祖母は・神社に居たそうです。

 

祖母は・母の安産と私の元気な誕生を祈り

お百度参り。

 

祖母が・祈願している最中・私は誕生しました。

 

平安時代の末頃から始まったと言われる

「お百度参り」は・願いを叶えて

もらおうとする仏さまや神さまに

百回お参りして祈願する事。

 

回数を重ねる事で・仏さまと顔馴染みとなり

信仰心の篤さと願いの切実さを訴えて

ご加護を得る・という考え方です。

 

しかし・回数を重ねる事は

本来別のところに意味があるようです。

 

回を重ねる事により・自然と

無駄がなくなり・洗練されていく。

 

やがて・雑念が祓われ・一心に

祈ることが出来るようになる。

 

お百度は通常・参道の入口から

本堂までの間を往復。

 

祖母は・百度石を基点として

本堂までを往復したそうです。

 

祖母の想いに感謝。

 

私は・母・そして・祖母に守られて

逢いに来る事が出来たのです。