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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.217 「ママ・でびゅ~」

        母と子のテニス大会を経験した家内。
        今度は・テニス仲間とダブルスを組んで
        試合に臨んだ。

        ある意味・ホントのデビュー戦。

        残念ながら・私は仕事で観戦出来ず
        応援メールを送る。

        お母さん帰宅。

        「お疲れさん!楽しかったぁ?」

        『楽しかったぁあ~!!』

        楽しんだ妻に・結果は・あえて尋ねない。

        当日・息子たちもテニスの練習。

        母と子・帰宅後のシャワーですっきり。

        一息ついて・母と子は・三人でお出かけ。

        「どこいくの?」って・聞くだけ野暮の
        小脇にラケット抱えたウェア姿。

        三人をお見送りした後・仕事が一段落した
        私は・夕暮れのコートに。

        ママのプレイを初めて観戦。

        「結構上手じゃん!」

        パパも参加して・子供とラリー。

        一汗かいて・またお風呂。

        張り切ったお父さんは・肩が痛い。
        でも・痛いけど・・うれしい。

        心地よい疲労感の夏の夜。

Vol.269「選ばれたあなたへ..」


「おめでとうございます」

「お天気良いけど、風は冷たいよ」

 

「心配な事があったら、いつでも

 相談して下さいね」

 

『先生、赤ちゃん抱っこして!

 写真撮りたい!!』

 

「良いですよ」

 

「お父さん、お母さんも、

 みんなで写りましょう」

 

「もりろん、赤ちゃん中心に」

 

「お気をつけて..」

 

 赤ちゃんがお母さんと共に退院。

 

 生まれて初めて、

 クリニックの外に出る。

 

 私は、こころの内でいつも、

 そっと呟く。

 

「ホントのお家に帰るんだよ」

 

「いいお父さん、、お母さんを選んで

 やって来て、良かったね..」

 

 駐車場へ続くクリニックの

 スロープをゆっくりと

 遠ざかって行く母と子。

 

 何度も振り返り、

 立ち止まる母と子。

 

 おめでとう..。

 

 ありがとう..。

 

 赤ちゃん! 大好き!!

 

 私は、世界一幸せ。

 

Vol.216「90年目を迎えて・・」

        1918年・大正7年。

        「たなべ」は・この地・唐津に
        産声をあげました。

        初代院長・祖父・熊喜(くまき)。

        私が物心ついた頃
        祖父は現役で診療していました。

        私には・物静かな印象でしたが
        とても厳格な人であったようです。

        ある夜・幼い私に・祖父は
        「良平・本ちゃあ~・安かなあ~」と
        呟きました。

        当時・その真意を充分に理解出来なかった
        私は・自身が進学するにつれ
        祖父の言葉の重みを感じる事となりました。

        苦学して・医師となった祖父は
        晩年になっても医学書を紐解いていました。

        本の価値を0にするか・100倍にするかは
        自分次第。

        本から学ぶ事が・いかに貴重で・大切なのかを
        私に伝えたかったのでしょう。

        2代目院長・父・厚(あつし)。

        父も職業柄・とても忙しい日々を
        送っていました。

        ある日の早朝・父が突然布団から
        寝ぼけ眼の幼い私と弟を担ぎ上げ
        「一緒に朝ご飯食べるぞ」と食卓の前に
        二人を座らせました。

        「いただきます・ほら食べろ
        今日も学校頑張って来いよ」と父。

        寝起きの私たちは・父の奇行に
        『?』な感じで・箸をつける。

        私も父となった今・忙しく子供たちと
        ゆっくり朝ご飯も食べれなかった父の
        子供たちへのささやかな想いであったで
        あろうと感じます。

        よく兄弟げんかをしていた私たち兄弟は
        ある日の晩御飯時に・大ゲンカ。

        仕舞には・お互いのおかずにまで攻撃。
        その瞬間・兄弟二人は・父にガツンと担がれ
        倉庫に投げ捨てられました。

        おお泣きする弟・唖然とする私。

        食べ物を粗末にした事に
        父はとても憤慨したようでした。

        礼節に厳しく・態度で手本を見せる父でした。

        3代目院長・私・良平(りょうへい)。

        祖父・父が築いてくれた「たなべ」は
        私の代で『たなべクリニック産科婦人科』
        として生まれ変わりました。

        祖父の代から通ってらっしゃる患者様。

        父が取り上げた赤ちゃんが・お母さんとなって
        またそのお産に私が立ち会う。

        九十年。

        地域のみなさまに支えられ・多くの方々の
        助けがあり・90年を迎える事が出来ました。

        そのご恩をお返しする気持ちで    
        スタッフと共に・愛する郷土・唐津のために
        これからも歩んでいきます。

        百年へ向けて・しっかりと・・。

Vol.215 「母子テニス大会」

        快晴!
        母と子のテニス大会が開催。

        こども達がテニスを始めたのを機に一念発起。
        家内もテニススクールの門を叩いた。

        参加資格は、お母さんと小学生の子供のペア。
        息子は、6年生。

        最後のチャンス。

        息子に嘆願。
        「一緒に出ようよぉ~・・」のママ。
        『う~ん・ちょっと考えさせてぇ~』の息子。
        家内の熱意に負けて・首を縦に振った我が子。

        でも・ママは・ちょ~初心者。
        おおハシャギの妻を横目に
        溜め息ばかりの次男。

        大会の朝がやって来た。

        『パパぁあ~』と息子。
        「なにぃ~?」と父。
        『ママがテニスしているとこ
        一度も見たことないっちゃけど・・』
        「そうなの?!?実は・パパも
        一度も見たことない・・」

        父と子の大会直前の小さな苦笑い。

        結果は・完敗。
        試合では・息子が母を精一杯サポートしてた。

        それでも・大満足・ママ。
        ちょっとお疲れ・次男。

        頑張ったね・・。

        母と子。
        互いに・ちょっと・成長出来た
        夏の一日・・。

Vol.214 「おばあちゃん!」

        あかちゃん・大好き!

        赤ちゃんと日々接する事の出来る私は
        とても幸せな毎日。

        更に・たなべクリニックには
        おばあちゃんもやって来る。

        おばあちゃんにも・毎日逢える。

        実は・私・おばあちゃんも大好き!

        九十九歳のご婦人が来院。
        『先生~・おはようございます』
        「おはようございます
         今日はどうされましたか」

        お話して・診察させて頂いて・お話して・・。

        「ちょっとお手を触らせて頂いて
         いいですか・・」

        『?!』な患者様。

        「いやぁあ~・私も長生きするように
         ご利益と思って・・」と私。

        『あらぁ~・私で良ければ
         どうぞ・どうぞ・・』とニッコリ。

        「ほら!あなたも触らせて貰いなさい」と
        私は・スタッフへ進言。

        握手して貰うスタッフ。

        「よかったねぇ~」とニッコリ私。

        「暑くなってきますから
         お身体大事に・お気をつけて」

        『先生こそ・・』

        診察させて頂いてるのに
        こちらの方が・元気を戴く。

        「ありがとうございます・・」

Vol.213 「開院90周年」

        たなべクリニックは
        開院90周年を迎える事が出来ました。

        平成20年7月6日 日曜日 快晴。

        クリニックの駐車場や1階待合ホールを
        開放して「90周年イベント」を開催。

        1階待合ホールでは「たなべギャラリー」
        として・開院当初から現在に至るまでの
        膨大な資料の中から・厳選した様々な
        貴重な写真やビデオを展示・上映。

        歩んで来た九十年の歴史を
        来場された多くの方々にご覧頂きました。

        ホールは・まるで「同窓会」。

        たなべと共に歩んで来られた懐かしい顔が
        一同に介し・昔話に華が咲きました。

        駐車場スペースでは・スタッフが
        この日のために準備した様々な
        企画テントが並び・大賑わい。

        軽食コーナー・ヨーヨー釣り・カキ氷
        工作遊び・スイカ割り・バルーンアート
        などなど・・。

        こども達・お母さんお父さん達
        おばあちゃんおじいちゃん達が
        ワイワイガヤガヤ。

        まるで「夏祭り」。

        ご来場の方と共にスタッフも
        楽しい一時を過ごす事が出来ました。

        この地に・九十年。

        携わった全ての人に・こころより・感謝。

        百年へ向けて・新たなスタート・・。