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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.256「三人湯舟」


息子が入浴中。

 

そろそろ・お風呂から上がる頃を

見計らって・浴室へ。

 

思春期の子供に気遣って

スライド・バスタイム。

 

時に一緒に・男同士の裸のお付き合い。

もう一緒には・浴槽につかれない。

背中の洗いやっこも・ちょっと窮屈。

 

ちっちゃい頃・二人の息子と三人で

湯舟につかれた。

  三人・湯舟・・。

 

  子も成長。

  親も成長。

  共に成長。

 

Vol.255「死生観」


「おくりびと」を観た。

 

妻と小学生・中学生の息子たちと共に観賞した。

 

ソファに寝そべって

私は・DVDのスイッチを入れた。

 

けれど・エンドロールの頃には

私は・テレビに対座していた。

 

最期のお別れの際、名優・笹野氏が

「いってらっしゃい」

「また、逢おうな」と合掌した。

 

東北を舞台とした・その四季の移り変わりは

とても叙情的で・名峰を背景とした

チェロの音色が色濃く・こころに響く。

 

  おくるひと。

  おくられるひと。

 

死という普遍にに対して・夫婦・親子・友人

そして・自身で向き合う。

 

物語は・時に激しく・時にやさしく・・。

 

また・時に深く・時に切なく・・

見入る私たちを誘う。

 

妻と共に。

我が子らと共に。

 

画面の向こうの問いかけに・我をおもう。

 

Vol.254「感謝状」


ご結婚50年を迎えられた

両陛下の会見が報じられた。

 

五十年前・民間から皇室へお入りに

なられた皇后様は「不安と心細さで

こころが一杯で御座いました」と

その中心を打ち明けられた。

 

続けて「今日こうして陛下のおそばで

金婚の日を迎えられる事を本当に

夢のように思います」と結ばれた。

 

銀婚式のご会見の際には・陛下は

皇后様「努力賞」。

皇后様は・陛下に「感謝状」を差し上げられた。

 

今回・陛下は「結婚50年に当たって

贈るとすれば・感謝状です」。

 

「50年の間には・たくさんの悲しい事や

つらい事があったと思いますが

よく耐えてくれたと思います」。

「何でも二人で話し合えたことは

幸せな事だったと思います」。

「皇后はまじまなのですが・面白く楽しい面を

持っており・私どもの生活にいつも笑いが

あったことを思い出します」と・皇后様を労い

「これは今日まで続けてきた努力を

嘉(よみ)しての感謝状です」と申された。

 

また皇后様は「この度も

私はやはり感謝状を」。

「何かこれだけは足りないような気持ちが

致しますが・心を込めて感謝状をお贈り

申し上げます。」と述べられた。

 

両陛下は・100組の結婚50年を迎えられる

ご夫婦をお招きになって茶会を開かれた。

茶会は・両陛下のご発案。

 

人それぞれの・そして共通した経験をして

今日に至った結婚50年のご夫婦と

お話する事は・意義深い事であると

語られてる。

 

Vol.253「一本桜」


敷き詰められた淡い桜色に

射光と共に風が横切る。

 

舞う花びらの中心に

扇を広げたかのような大樹が凛と構える。

 

大きな扇が空を仰ぎ

青空とのコントラストが眩しい。

 

連なる桜も見事である。

 

けれど・我が身ひとつで魅了する

一本桜を前に言葉はない。

 

頭を垂れた枝葉から花びらひとつ

静かに落ち行く様に・色気がある。

 

桜は良い。

 

背筋を伸ばして・対峙して

仰ぎ見るが良い。

 

出迎え・迎えるかのような

立ち姿が・好い。

 

Vol.252「一期一会」


‘私の人生を変えた出会い’

‘運命の出会い’などと

テレビでは・ドキュメンタリー番組が

放映される。

 

“人生を変える程の出会い”など・・

早々あるものではなく

限られた人々に訪れた・稀有な出来事で

あるから・取り上げられる・・。

 

以前の私は・・そう考えていた。

 

ある日・ある出逢いが・私に舞い降りた。

道標となる・出逢いが・私の人生に起こった。

自身の価値観・人生観をも大きく変える

出逢いが・私に訪れた。

 

そこには・例えようのない

幸福感・充実感がある。

 

「出逢い」は・誰にでも

起こりうるものだと・悟った。

 

その日から「一期一会」を

とてもとても大切にしている。

 

貴き・出逢いが・あなたにも訪れる事を

私は・こころより願う。

 

私がHappy であるように

あなたがHappy であるますように・・。