スマートフォン版はこちら

たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.268「17歳・・」


「妊娠四ヶ月だよ」

 

17歳のお母さん。

 

彼女とお腹の赤ちゃんと私との・一期一会。

 

赤い髪の毛・気合の入ったお化粧。

「だいじょうぶぅ・・」が・私の第一印象。

 

でも・・。

 

『ありがとうございました』と

一礼して診察室を出て行った。

 

一期一会のスタート。

 

順調な経過。

 

陣痛がやって来て・入院。

 

診察の度毎に

『宜しくお願いします』

『ありがとうございました』

 

陣痛がどんなに強くなっても

その姿勢は変わらなかった。

 

立派なお母さん。

 

数年後・お姉ちゃんの分娩に立会い。

 

お子さんを背中におんぶして

お姉ちゃんをずっとサポート。

 

先輩お母さん。

 

色々教えてくれて・ありがとう。

私はあなたから・たくさん学びました。

 

Vol.267「11歳の立会い」


『頑張ってぇ~』

 

『赤ちゃん見えたよ~出て来た~

 出て来たぁあ~』

 

11年ぶりのご出産。

 

娘が・母と弟を常に励まし続ける。

 

『頑張ったねぇ~・もう終わりぃ

 だいじょうぶぅ!』

 

『赤ちゃん・カワイイ!』

 

『お母さん・ありがとう』

 

娘の頭を撫でる父。

 

お姉ちゃんが・母と弟を見守ってくれた。

 

「お姉ちゃんそっくり!」と・母と父。

 

『そっうかなぁあ~』と

ニッコリお姉ちゃん。

 

Vol.266「なにを見ていますか・・」


ハンディなど全く感じさせない

力強く繊細な旋律。

 

7本指のピアニスト。

2本だけの左指が鍵盤を躍る。

 

彼女へ・子供たちから様々な質問が飛び交う。

 

『ハンディだと思った事はない』

『生まれた時から7本だから・これが自然』

『だから・10本あったら気持ち悪いかも』と

笑う。

 

彼女の母から・会場の子供たちへ・・。

 

「ないものは見ないの・・」

「あるものを見ましょう!」

 

ピアニストの笑顔には・母の愛が溢れている。

 

Vol.265「星に願いを」


夏の夜空に一等星・三つ。

 

ベガ・アルタイル・デネブを結ぶ大三角。

 

ベガとアルタイルは・七夕伝説の織り姫と彦星。

 

クリニックの駐車場で・大きく手を広げて

夜空を一直線に見上げる。

 

息子と家内も大三角を指指す。

 

七夕の夜の願い。

 

三者三様のお願い。

 

み~んなヒミツのお願い事。