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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.295「念」


「赤ちゃんの言葉と気持ちが・わかるんだよ!」

私は・ニッコリ笑って・お母様たちにハッキリ告白する。

 

「でもねぇ~・その事を誰も証明した事ないんだよねぇ~」

 

更に・笑顔で物申す。

 

私は・赤ちゃんの気持ちと言葉がわかる。

 

そう考える。

 そう想っている。

  そう信じている。

 

根拠など・なにもない。

 

ただ・曇り一片も無く・こころから・そう感じている。

 

『私も・そう思いますよ』

 

お母さんが・私に微笑返し。

ありがとう。

 

わかる人には・わかるんだよねぇ~。

ねぇ~・赤ちゃん!

 

Vol.294.「後ろ髪」


2階の窓に・佇む母。

 

父に手を引かれ・駐車場を歩む子。

 

やがて車のドアが閉まり・クリニックをあとに。

 

見送る母。

お姉ちゃんは・大切な弟赤ちゃんに出逢い

父と共に家路に帰る。

 

いつまでも・見送る母。

 

お母さんと一緒じゃない夜。

一緒じゃない・お布団。

 

母と子。

子と母。

 

おやすみなさい。

 

あした・また・・。

 

Vol.293「お姉ちゃん」


『この子がどうしても見たいというもので・・』

 

「一緒に見ようね!お姉ちゃん」

12歳。

にこにこ・わくわく。

妊婦健診のお供。

 

お母さんのお腹の中の赤ちゃんを覗き込む。

 

学校から帰宅すると・お腹の赤ちゃんに”ただいま”

お布団に入ったら・赤ちゃんに”おやすみ”

 

命の尊さを・毎日実感。

 

「とっちがいい・・!??」

 

『妹!』

赤ちゃんも・お姉ちゃんをしっかり感じている。

 

「ねぇ~・おちんちんついててもいい~?!?」

小さく『う・ん』

 

ありがと・お姉ちゃん。

ありがと・赤ちゃん。

ありがと・お母さん。

 

Vol.292「祈念」


二十被爆者の山口さんが・93年の生涯を閉じられた。

 

三菱重工業長崎造船所の設計技師だった山口さんは

出張先の広島で被爆。

帰途に着いた長崎で・再び被爆した。

 

2回の被爆で左耳の聴力を失い・原爆後遺症にも

苦しめられながらも・自身の体験を語り繋いだ。

 

06年8月には・ニューヨークの国連本部を訪れた。

 

自身が出演した記録映画「二重被爆」を上映し

核兵器廃絶を訴えた。

 

非核や平和への想いを伝え続けられた。

 

祈念。

 

決して・忘れてはならない。

語り繋がなければならない。

 

私たちのお役目がある。