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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.312「ママとムービー」


『もぅう~絶対行かん!二度と行かん!』。

母子で映画鑑賞帰りのカンカン息子たち。

 

「どうしたのぉ~」と・父。

『聞いてぇよ!あり得なぁ~い』

 

息子の言い分。

父・よ~く分かる。

 

何かと・お年頃のお子様たち。

映画館でも周囲の人々の目線・雰囲気もちょ~気になる。

 

そこへ”コーイング・マイウェイ”のお母様。

暗闇・静寂の館内で・大いに感情表現。

 

『もぃ~ママぁあ!声が大きい!もう少し小さい声で笑って!』

『だから・静かに!大きな声出さない!』

 

息子の制止に・一時的に対応。

しかし・再び自由人・ママ。

 

『お父さんから注意してよ~!恥ずかしいんだから!』

「そうだねぇ~」

 

当人・母に顰蹙の感なし。

 

『なに?パパ!?!』

 

「また・・やっちゃったぁみたいだねママ」

『うん・・』

 

ママの頭なでなで・お父さん。

 

Vol.311「大丈夫」


『先生!どっちか・聞いていいですかぁあ~』

 

三人目をご妊娠のお母さん。

お兄ちゃんとお姉ちゃんがいる。

 

「男の子だよ」

 

『男の子!?』

 

お腹の中の赤ちゃんの性別を知った時の

お母さんのリアクションは・様々。

 

『どっちでも良かったの!』

 

『お兄ちゃんが喜ぶよ・先生』

『だって・チャッチボールは・二人いないと出来ないでしょ』

『おままごと遊びは・一人でも出来るから』

 

「な~るほど・そっかあぁ~・そうだね」

 

お母さんのすてきな考え方は

お兄ちゃん・お姉ちゃんも分かってくれるはず。

 

みんなが・待っててくれる。

 

たのしみ・楽しみ。

嬉しい・うれしい。

 

Vol.310「天命」


「お姉ちゃん・こっちこっち」

「もうすぐだよ」

 

クリニックに丁度到着したお姉ちゃんを・スタッフが手招き。

赤ちゃんとお母さんが待つ分娩室へ。

 

お姉ちゃんは・しっかりとお母さんの手を握る。

 

お姉ちゃんの鼻の先で・大きな産声。

 

『ありがとう・お母さんうれしかったあぁ・こころ強かったぁあ』

 

お姉ちゃんへの労いの声。

 

言葉少なに・溢れる泪。

 

赤ちゃんが・おねえちゃんの指をぎゅっと握る。

 

「赤ちゃん・・おねえちゃん待ってたよ」と・私。

 

みんなを・みんなが包んでくれる。

 

ゴールデンウィークに・どこにも行けなくても良い。

 

睡眠不足でも良い。

 

何ものにも・替えがたいものがある。

至上の幸福感が・そこにはある。

 

私は・とても幸せである。

 

しあわせ・幸せ。

 

感謝。

 

感謝。

 

Vol.309「らんなー」


松野明美さん。

 

マラソンランナーとして、第一線を退いた後・その持ち前の

明るさとランナーとしての経験から多くの講演依頼がある。

 

タレントとても・活動している。

 

彼女には・二人の息子がいる。

 

次男には、生まれつき重い心臓病があった。

加えて彼は・ダウン症であると・医師に告げられた。

 

現実をしっかりと受け止められなかった。

 

勝負の世界に生きてきた自分。

勝ってこそ・素晴らしい人生があると考え・生きてきた。

 

勝たないと意味がない・・。

 

ダウン症と心臓病の我が子。

 

この子は・・人生に負けた・・と感じた。

 

我が子から学んだこと。

 

保育器の中で・懸命に頑張っている我が子。

 

2歳で心臓の手術に耐え・乗り越えた我が子。

 

「本当に生きてくれて・ありがとう」。

 

我が子から学んだこと。

 

成長もゆっくり。

失敗と成功の繰り返し。

 

だからこそ・成功したら、思いっきり褒める。

 

松野明美さんは・お子様から多くのことを学んだ。

 

きっと・この子が・彼女をお母さんに選んだ事には

理由があると・私は考える。

 

人生も・マラソンレース。

 

一番じゃなくて・良い。

 

人は・その人しか歩めない道を・進む。