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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.316「お帰り!」

「お帰り!どうだったぁ」

「楽しかったぁ?」

 

『はい!勉強になりました』

『いっぱい・刺激を受けました』

 

セミナー出張帰りのスタッフと立ち話。

 

「おいしかった?!」

「観光も出来た!?」

 

『ハイ!美味しいものもたくさん食べました』

『楽しかったです!有難うございました』

 

「うん!良かったね!」

 

『それと・・』

 

「なに?」

 

『新幹線も・飛行機も初めて乗れました・・』

 

「!!」

「そ・それは・ダブルで良かったじゃん!」

 

『ハ・ハイ!!』

 

手には・みんなへのたくさんのお土産。

 

いっぱい勉強して・一杯刺激受けて・・。

帰って来た・あなたの笑顔に・・。

 

お帰り・なさい。

Vol.315「お姫様」


お兄ちゃん・お姉ちゃんの立会い。

ちっちゃいお姉ちゃん・お兄ちゃんは・お父さんの腕の中。

 

六番目の赤ちゃんが・みんなに逢いに来る。

 

応援している兄姉は・分娩室もお遊戯場。

お母さんや私の周りをグルグルとおっかけっこ。

 

「この線から出たら・注射するよ!」

 

先生の号令に・一同頷く。

 

元気に逢いに来た。

抱きかかえる母の第一声。

 

『父ちゃん!次はどっちがよか~!』

 

唖然・・。

 

私のこころに深く響く。

 

密かに・・謝罪。

 

「ごめんね・・赤ちゃん」

「先生は・勝手にあなたが最後のお姫様と思い込んどった・・」

「聞いたでしょ・・お母さんの言葉」

「幸せ・・あなたは・とてもとても幸せ」

 

お兄ちゃん・お姉ちゃんに・いっぱい抱っこされて

いっぱい鍛われて・いっぱい啼いて・笑って・・。

 

あなたは・たくさんのかけがえのないものに包まれる。

 

あなたの誕生に・出逢えて感謝。

 

Vol.314「内足」

『先生・・内股ですね・・』

私の後方をついて来る新人スタッフの・小さな発見。

 

「うん・・内足」

 

私は・内股らしい。

だから・ちっちゃい頃・足が速かったと勝手に解釈している。

 

小学生の頃・伯父が住む東京に行く機会が訪れた。

 

東京・・。

 

当時の私にとって・遣唐使が中国に渡るくらいの大冒険だった。

ワクワク・どきドキ。

 

『でもねぇ~・内足は東京行けないよねぇ~』

 

「ぇえ!!!」

「内足は・東京いけないのぉお!?!歩いちゃダメなの?!?」

 

従姉の他愛無い一言に・疑いの余地など全く無い

田舎の純粋少年。

 

その日から・・。

 

私の密かな”内足矯正特訓”が始まった。

 

「内足は・東京行けない・・内足は・東京歩けない・・」

路地裏でフォーキング中の・私の脳裏を駆け巡る。

 

後日・・。

 

私の秘密特訓は・周知の事実となった。

 

みんなが・大笑い。

 

幼きこころは・少し傷ついた。

でも・内足でも大丈夫って聞いて・一安心。

 

だから・・今でも・・。

 

『先生・・内股ですね』

「そう!だから・足速かったんよ!」と・胸を張る。

 

あの日の私に・大きなエールを。

Vol.313「ママとユニクロ」


「あら・・また大きくなってる!」

「もう・着るものがない・・」

「買いに行こう!」

 

息子と母のショッピング。

 

何を買うのか・事前に把握している子供たち。

 

ショップ入店。

目的地に向かって直進。

 

なのに・・なかなか現地到着しないお母様。

 

『早くぅ~・急いでぇ~』

 

寄り道多し。

 

「ちょっと・待って・・」

「これ!いいじゃない」

 

ついつい目移り。

予定外の行動。

想定外の時間超過。

 

『ママぁあ~・こっち・こっち!』

 

『もぅう!一緒に行かん!』

 

ぶつぶつ・カリカリ・思春期少年。

 

母と息子のミス・マッチング。

 

それでもなお・・。

「あら・・やっぱり・これいいんじゃなぁあい!」

マイペース・ママ。