スマートフォン版はこちら

たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.386「告白」


お腹の赤ちゃんが・お母さんと検診にやって来た。

お父さん・お姉ちゃんも一緒に来た。

お腹の赤ちゃんを・みんなで覗き込む。

超音波検査。

『ねぇ~ままぁあ~・プレゼントってなあぁにぃ?』

にっこり・ママ。

「みてごらん!どくんドクン言ってるよ」・とお母さん。

『わぁあ~・ママのお腹の中に赤ちゃんがいる!!』
と・サプライズお姉ちゃん。

「ママとパパからのプレゼント!」
「お姉ちゃんになったよ!」
と・父と母。

躍動する心音。
動く赤ちゃん。

「妹みたいだよ」と・私。

「女の子だってぇ」と・パパ。

『やったぁあ!』と・バンザイお姉ちゃん。

すてきな・素敵な神様からのおくりもの。

赤ちゃんが・お姉ちゃんを選んでやって来た。


Vol.385「お一人様」


全国各地で講演。
日本中に熱いメッセージを届けに行く。

今回は東京。
診療後に飛行機に飛び乗る。

様々な方々が搭乗している。
色々なジャンルの著名人と出逢う。
政治家・作家・コメンテーター・お笑い芸人等々。

シートベルトをする。

私の前に一人のご婦人。
お帽子にマスク・素敵なワンビース姿。
頭からつま先まで・全身ビンク・・。

「?!?」。

艶やかなビンクのスカーフが足元にヒラリ・・。

「落ちましたよ・・」。

ご婦人は無言で一礼。

「あのぉ~・ピー子さんでいらっしゃいますか?」と・私。
『はい』と・小さく一言。
「今日は・ぺーさんはご一緒では・・?」
『いいえ・一人ですの』と頷かれる。

「有難うございます」と・私へキャビンアテンダントの笑顔。

静かにご本をお読みの様子。
時折小さな咳。

東京着陸後・一礼して先に私は飛行機を後に。
手荷物受け取りに足早に歩む。

「誰に逢ったと思う?今日は一人だったよ!
やっぱ全身ビンクだった!」と・家内にメール。

講演開始。

掴みのお話しは・勿論!ビンクのご婦人との遭遇。

会場の緊張感を和らげ・今日も全国に笑いと涙と感動を
参加者のこころの中心に届ける。

お風邪にお気をつけて・・。
ビンクのご主人に宜しく・・ね。


Vol.384「繋がる」


「ゴボウ天・好きだよねぇ~」

「ママと一緒だねっ」

うどん店で・注文中の次男に父の一言。

「牛乳好きだよねぇ~」

「だけど・ヨーグルト全然飲まないよねっ」

「弟と反対・不思議だよねえぇ~」

冷蔵庫開ける・風呂上がりの長男に一言。

『そっくり!靴下の履き方・パパそっくり』

『早く着替えて!』

通学前の息子を急かす母。

不思議なところが似る。

『はあぁ~・右足の小指がお父さんそっくり!』と・家内。

「?!?」な私。

つながる・繋がる。

ふしぎ・不思議。

小さな発見に・母の目尻が下がる。


Vol.383「囃子初め」


囃子初め。

10月1日。

唐津の十四の曳山町では・唐津くんちに向けて
お囃子の練習が開始される。

一年ぶりの囃子初めは・唐津っ子の
こころの中心に・大きく響く。

10月9日。

初くんち。

十四の曳山町が・唐津神社へお囃子を奉納。

いよいよ・唐津の秋の大祭・唐津くんちの幕開け。

秋風に乗り・今夜も笛・太鼓の音色が・城下町を流れる。

やがて・唐津の町は・おくんちに染まる。