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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.464 「無心」


スイミング教室。

未就学児たちのクラス。

プールサイドの窓越しに・多くの保護者が
子供たちの姿に目を細めている。

プール脇に・子供たちの輪から一人離れたお友達に気付く。

元気だけれど・少しハンディがあり
別メニューでの教室が始まろうとしている。

そこへ輪の中にいた一人の男の子が歩み寄り
その子の手を引く。

『一緒に遊ぼう』。

男の子は・お友達をみんなの輪へ導こうとする。

少しハンディのある子の担当の先生が
男の子の目線に下りる。

「誘ってくれて・ありがとう僕」。

「でも・この子はみんなとはまだ遊べないんだよ」。

先生のお話を少し理解した男の子は
笑顔で頷き立ち去る。

無心なやさしさ。

思いやり。

みんな仲良し。

みんなともだち。

Vol.463「アリガトウ」


「ハイ!どうぞっ!」。

お母さんとお腹の赤ちゃんの付き添いで来てくれた
お姉ちゃんにお菓子を手渡す。

『あら!よかったわねぇ』。

『なんて・言うのかなぁあ』と・お母さん。

『アリガトウ!』と・お姉ちゃん。

お母さんニッコリ。

私もにっこり。

そこでお姉ちゃんのもう一言。

『ママもアリガトウは?』。

!!。

「そうだねぇ~・ママも言わなきゃね」。

えらいねぇ~。

おりこうさん。

おねえちゃん。

こちらこそ・ありがとう。


Vol.462 「出逢い」


4月。

たなべクリニックにファミリーとなる
新しスタッフがやって来た。

真新しいユニフォームに包まれ・一日が始まる。

その中に・看護師を目指すスタッフもいる。

新人として・お産に立ち会わせて頂く機会を得る。

赤ちゃんとお母さんとの初めての共同作業である・お産。

陣痛は・赤ちゃんを生み出すための大切なエネルギー。

陣痛を赤ちゃんとお母さんが一緒に乗り越える。

元気に赤ちゃんがお母さんに逢いに来る場に立ち会う。

絶句。

止めどなく頬を伝う涙。

感動に言葉もない。

命の尊さを肌で感じる。

素晴らしい体験。

素晴らしい職場・職業。

彼女らの第一歩を・赤ちゃんが後押ししてくれる。

たなべクリニックファミリーとしての一歩を
力強く踏み出す。

Vol.461「利己から利他へ」


『第19回たなべクリニック全体会議』が
年度末の3月末に開催された。

全体会議は・文字通り全スタッフが参加する
クリニックの一大イベントである。

原則当直以外の全てのスタッフが参加し
外部からのゲストも招かれる。

管理職・主任の運営の元・厳格な雰囲気の中会議は進行する。

たなべクリニックは・スタッフをクリニックファミリーと
位置付ける。

全体会議はファミリースタッフが・クリニック理念の元
想いの方向を再確認する貴重な共有空間である。

会議終了時に・ゲストからのコメントを頂く。

『たなべクリニックの全体会議は・とても質の高い会議でした』。

『そして・そこにはとても“愛”を感じます』。

全体会議には・スタッフの“想い”が溢れている。

それは・「利己から利他へ」のスタッフ一人一人の
こころの成長が表れているからだと感じる。

全体会議後の記念撮影では・溢れ落ちる程の
ファミリースタッフの笑顔が満ちている。