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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.525「孝行」


知人のお母さまが・入退院を繰り返していた。

体調が良い時とそうでない時の波がある。

次第にそうでない時の波が長くなる。

また・ご入院されたと聞いた。

体調が良いと聞き・お顔を拝見に病室を訪れた。

他愛ない世間話から・ご自身のお子様の話へと移った。

一人一人のお子様の話をまるで・昨日の事のように楽しげにお話された。

お話の最後を・こう結ばれた。

『人生の終焉に向けて想う事は・一番楽しかった事は

一番大変だった子育ての時期だった』。

こころ詰まる想いがした。

これがお別れの会話となった。

病室の引き出しの中から・お子様たちの幼き頃の写真がたくさん出て来たと伺った。

アルバムから剥がされた写真たちが・大切に封筒にしまってあったという。

子は子。

親は親。

子はいつまでも子であり・親はいつも親なり。

 

Vol.524「仕事観」


見知らぬ土地の見知らぬお店。

商業施設の地下1階。

創業久しい感のある・うどんそば屋の暖簾をくぐる。

『いらっしゃい』と白髭の店主。

『いらっしゃいませ』と女将が茶を運ぶ。

ご夫婦で長く営んでいる模様の雰囲気。

ビジネス街・土曜日の昼下がり。

客は私一人。

「親子丼セット・うどんで」と注文。

お品が来るまで・しばし店内を見渡す。

カウンター席と数席のテーブル席。

年季の入ったカウンターテーブル。

けれど丹念に吹き上げられた跡がしっかりと感じられる。

床にはごみひとつなし。

『お待たせしました』。

「いただきます」。

完食。

お茶をすする。

見上げる。

古い換気扇はきれいに掃除されていた。

勿論棚の食器や調理器具は整然と並んでいる。

「ごちそうさまでした」。

「おいしかったです」。

『ありがとうございます』。

「また来ます」。

思わず・そう言った。

『ありがとうございます』とご婦人が暖簾を分けて私を見送ってくれた。

仕事観。

店内見渡し・店主の仕事への姿勢を感じた。

やっぱりおいしかった。

初めて訪れた・ふらりと入ったお店にはどんぶりとうどんのおいしさの他に

お品書きにはない素敵な空間があった。

一期一会に感謝。

Vol.523「おはよう」


毎朝出勤の際に私が卒園した幼稚園の前を通る。

『先生!おはようございます』。

明るく元気な園児の声が・私に届く。

園児たちは・挨拶したくて挨拶している。

“~しなければ”感はない。

通勤の際・すれ違う大人たちに私は

「おはようございます」を届ける。

笑顔と挨拶が返ってくる。

時もあれば・無言で私とすれ違う人もいる。

大人になると・・。

何故か・挨拶しなくなる。

大人たちも子供の頃『おはようございます』と明るく元気に挨拶していた。

何故だろう・・。

いつでも・どこでも・誰にでも挨拶しよう。

する時にはするは・・うそ。

いつでも・どこでも・誰にでも。

未来からの使者たちが私たちに教えてくれている。

Vol.522「たなべふぁん」


たなべクリニックは・ラインナップと呼ばれる朝礼で1日がスタートする。

様々な職種のファミリースタッフがラインナップ。

ラインナップでは

〇使命・理念(ミッション)の唱和。

〇守るべき価値(バリュー)の唱和。

〇行動指針(クレド)の唱和。

〇ファミリースタッフによるクレド事例の発表。

〇院長による院長の想い(たなべべーしっく)の伝達。

出勤から退勤まで・1日の半分近くの時間を共有するファミリースタッフ。

たなべクリニックは・スタッフをファミリーと呼ぶ。

人生の多くの時間を共有するファミリースタッフ。

ファミリースタッフを幸せにする事。

それが院長のお役目。