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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.538「二十歳」


息子が二十歳になった。

友人や兄弟親戚からはっぴぃメールが次々届く。

「どんな感じ・・」と息子にインタビュー。

『なんか実感ない』。

素直な感想なのだろう。

家族でバースディ・ディナー。

やっぱりビールで乾杯。

みんなで談笑。

息子は学校の話題。

祖母は幼少時の思い出。

家内と私は彼が逢いに来てくれた・あの日あの時のエピソード。

二十年。

お誕生日おめでとう。

あなたの未来は限り無く輝いている。

おめでとう。

選んでくれて・ありがとう。

Vol.537「全国でびゅ~」


たなべクリニックの「母親学級」は全国的に有名。

全国各地から医師・ 助産師・看護師らの見学研修が後を絶たない。

加えて、講演依頼も多い。

院長の私が全国の様々な会場で講演する中・クリニックファミリースタッフも

サポートスタッフとして講演に参加する。

講演に同行するスタッフには・ベテランもいれば新人もいる。

即ち・全国デビューする若手スタッフがいる。

デビューに向けて沢山の時間をかけて準備をする。

受講される方々に愛と感動を届けるために。

ワクワクどきどき。

時間の共有とは命の共有。

全国デビューには多くの学びと気付きがある。

デビュースタッフは「成長」と言う・お土産を持って帰って来る。

一期一会。

たなべクリニックファミリースタッフとしての誇りと自覚。

全国デビューおめでとう。

ありがとう。

Vol.537「お母さん!チェ~ック!!」


 深夜にコール。

 

 赤ちゃんがお母さんに逢いに来た。

 

「おめでとうございます..」

「赤ちゃんとお母さんが

 一緒に頑張りましたね!」と、

 母と子を労い、自宅に帰る。

 

 身体は疲れているけど、

 頭が冴えて眠れない。

 

 なかなか眠れない。

 

 次第に小腹も空いてきた。

 

 ちょっと起き上がって、

 冷蔵庫オープン!

 

「なにぃ、食べようかなぁ~..」

 


 と触手を伸ばす私の眼前に、

 

「ちょっと待ったぁ!シール!!」

 

『これは、明日の朝ごはんのおかず』

 

『これは、帰宅後の子供達のおやつ』

 

 食べたいものに手が出せない。

 

 冷蔵庫の中に伸ばした手を

 幾度と無く引っ込める私..。

 

 少し寂しい気持ちで、牛乳飲んで、

 ガマン・我慢。

 

 静かに一人、冷蔵庫のドアを

 閉めて、小さなメッセージを挟む。

 

「お母さん..。今度から

『お父さん、お疲れ様、夜食』の

 シールを貼った品物を

 入れててね♡」

 

 母は、強し。

 かぁチャン、怖し。

 子供可愛し。

 

 大好きな子供にくっついて、

 空腹でごまかしベット・イン。

 

 夢の中で、お腹いっぱい

 食べてやる!!

 

Vol.536「天使の仕事」


素敵なストーリーをみなさんに。

『母ちゃんと野球』     

幼い頃に父が亡くなり・母は再婚もせずに俺を育ててくれた。

学もなく技術もなかった母は・個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。

それでも当時住んでいた土地は・まだ人情が残っていたので何とか母子二人で

質素に暮らしていけた。

娯楽をする余裕なんてなく・日曜日は母の手作りの弁当を持って近所の河原とかに

遊びに行っていた。

給料を貰った次の日曜日には・クリームパンとコーラを買ってくれた。

ある日・母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚貰って来た。

俺は生まれて初めてのプロ野球観戦に興奮し・母はいつもより少しだけ豪華な弁当を

作ってくれた。

野球場に着きチケットを見せて入ろうとすると・係員に止められた。

母が貰ったのは招待券ではなく・優待券だった。

チケット売り場でひとり千円ずつ払って・チケットを買わなければいけないと言われた。

帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは外のベンチで弁当を食べて帰った。

電車の中で無言の母に「楽しかった」と言ったら母は「母ちゃんバカでごめんね」と言って

涙を少しこぼした。

俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって一生懸命に勉強した。

新聞奨学生として大学まで進み・いっぱしの社会人になった。

母も喜んでくれた。

そんな母が去年の暮れに亡くなった。

死ぬ前に一度だけ目を覚まし・思い出したように「野球、ごめんね」と言った。

俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが・最後まで声にならなかった。

                             『カーチャン』より

 

Vol.535「そんな日は来ない」


痩せたら・お洋服買おう。

お家が片付いたら・読書しよう。

お部屋が整理出来たら・勉強しよう。

あの上司が転勤したら・仕事頑張ろう。

涼しくなったら・ジョギングしよう。

温かくなったら・早起きしよう。

明日から・・やろう。

 明日はないと考える。

調子良い未来など来ない。

他力本願。

今与えられている環境下でベストを尽くす。

「○△したら・・」。

「□○になったら・・」。

 そんな日は・来ない。

 今から。

ここから。

 変わるのは・あなたの周りではない。

あなた自身である。