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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vpl.569「初日」


新年度。

新入職者を迎える。

初日。

新人は緊張オーラ全開。

『お・おはようございます・院長!』の挨拶も辿々しい。

「おはようございます」と私。

「今日一日“緊張”を楽しんでね!」。

「今日はあなたの人生において最も長い一日となりますよ」。

「でも・記念すべき初日の今日を楽しんで!」。

「お疲れ様」。

「今日一日頑張ったねぇ~」。

「今日は帰ったら早くお風呂に入って早目に休みなさい」。

『有難うございます』。

『お・お疲れ様でした』。

長い一日が終わる。

あれから1ヶ月。

「おはよう!」。

『お早うございます!院長』。

新人も緊張感を楽しんでいる。

今日と言う日は二度と来ない。

だからこそ・今日を全力で迎える。

時間の共有は命の共有。

頑張って。

大丈夫。

たなべクリニックファミリースタッフが全力であなた達を支援するから。

 

Vol.568「いつも」


「ねぇ~今夜遊びに行っていい?」。

「子供たちと遊びたいから」。

可愛いさかりの子供たちがいるファミリースタッフに問う院長。

『いいですよ~』。

『いつでもどうぞ!』。

「泊まってい~い!?」。

『いいですよ!』。

「子供たちと一緒にお風呂入っていい?」。

『もちろん!どうぞどうぞ』。

明るくステキな笑顔で私に受け答えする彼女に私はいつも嬉しくなる。

「今日お家に行っていい?」。

『えぇ~今日ですかぁ!』。

『ダメですよ~』。

「じゃあ明日は?!」。

『ぇえ~』。

こんなやり取りがあっても決して不思議じゃない。

彼女はいつもウェルカム。

彼女の家族みんながウェルカム。

とっても素敵なファミリー。

だから・そのお子ちゃまたちも私はだ~い好き。

彼らも私をだ~い好きなんだから~。

Vol.567「自動」


休日に家内と一緒に洗車に行った。

「自動洗車装置」。

家内は既に数回経験済みらしい。

郊外の自動洗車装置がある場所に到着。

数台の車がなんと順番待ちしている。

ハンドル握る私は列の最後尾に停車。

しばし待ち時間に・ワイフから自動洗車装置の使用説明を受ける。

詳細かつ丁寧な彼女のプレゼン。

「へぇ~・ふぅ~ん」。

なんと車に乗車したまま洗うらしい。

次は私たちの番。

ちょっとワクワク。

「うぉ~」。

「すげぇ~」。

最後は温風乾燥。

洗車後は自分たちで備え付けのタオルで愛車を拭き上げるらしい。

妻にタオルを渡され二人仲良く共同作業。

横の洗車おじさんに密かなライバル心燃やして黙々と手を動かす。

ピカピカ・ツルツル。

青空拡がる休日の午後。

汗ばむ陽気にマイカーも喜んでるみたい。

帰り道・ドライブスルーで買ったコーヒーもいつもより少し美味しい。

Vol.566「突き刺す」


若手スタッフが生涯の伴侶と出逢う。

「おめでとう」。

「良かったね」。

『有難うございます』。

ファミリースタッフや私からたくさんの祝福のメッセージ。

世界はその子のために廻ってる感じ。

勢いでお相手をクリニックに連れて来てお披露目とかしちゃう。

「初めまして」。

「お幸せにねえぇ」。

ファミリースタッフからはっぴいシャワ~が降り注ぐ。

盛り上がってみ~んなで記念撮影。

興奮一段落してティータイム。

若い二人にベテランスタッフは興味津々。

怒濤の質問攻撃。

まるで記者会見。

会見上と化したスタッフルームはヒートアップ。

先輩たちから余計なお世話・お節介アドバイスの連続攻撃。

既婚者スタッフからお相手への突き刺すような熱視線。

頭の先から爪先まで食い入るような強い眼差しにパートナーの彼もタジタジ。

「幸せにしなかったら承知しないからね!」の止めの一発!

「自然体でね」。

「大丈夫・大丈夫」。

院長からの同性アドバイスで会見はお開き。

先輩優し。

ちょっと恐し。

Vol.565「桜並木」


息子が6年間の寮生活を卒業した。

お世話になった部屋を入念に掃除をし寮長からのチェックを受け・長かった寮生活を後にした。

まとめた荷物を寮の玄関に運び母親の迎えを待つ。

母登場。

幾度なく通った寮最終日に母親も感無量。

車に積み込む荷物の中に大量の紙袋とビニル袋。

それらは幾重にも重ねられ・きちんとまとめられていた。

思わず手が止まる母。

涙で荷物が運べない。

それは中学高校の6年間に母親が帰省の際に持たせた荷物を入れた袋たち。

時に送り届けた荷物の袋の数々。

それらを一つも捨てずに息子は大切に保管していたらしい。

帰路の車中。

『ありがとう』と息子。

「良く頑張ったね」と声詰まる母。

卒業。

退寮。

6年前母子が共に潜った満開の桜の並木道。

今・まだ蕾の桜の並木たちが母子を見送る。