毎月クリニックで・一歳お誕生日会を開催している。
赤ちゃんがお母さんと共に一年ぶりに帰ってきてくれた。
みんな同じ月に逢いに来てくれたお友達。
体重も身長も髪の長さもみな違う。
違って当たり前。
違って良し。
比べない。
「み~んな同じ体重身長髪の長さだったら・こわいよねぇ~」の
私の発言にお母さんたち・大笑い。
比べない。
みなちがう。
おかえり。
ありがとう。
毎月クリニックで・一歳お誕生日会を開催している。
赤ちゃんがお母さんと共に一年ぶりに帰ってきてくれた。
みんな同じ月に逢いに来てくれたお友達。
体重も身長も髪の長さもみな違う。
違って当たり前。
違って良し。
比べない。
「み~んな同じ体重身長髪の長さだったら・こわいよねぇ~」の
私の発言にお母さんたち・大笑い。
比べない。
みなちがう。
おかえり。
ありがとう。
私は・男の子二人の父。
娘はいない。
クリニックファミリースタッフは・全て女性。
私の大切な娘たちである。
娘と出逢い・その成長をまじかで見守ってきた。
やがて・娘は大切な人と出逢う。
娘が結婚する。
披露宴に招待される。
祝辞を依頼される。
その日は・私にとっても大切な日。
とても嬉しく・幸せな瞬間である。
祝辞を考える。
その子を想う。
考え想うだけで・ウルウルなる。
娘と出逢い・娘が成長し生涯の伴侶とめぐり逢う。
その宴で祝辞を述べる事は・私にとって一つの夢・願いである。
新婦の傍に立ち・想いを伝える。
おめでとう。
ありがとう。
最近“もの”との別れを意識するようになった。
若い頃は・そこまで考えていなかった。
磨り減ったリップクリーム。
昔なら無言でごみ箱へドロップイン。
今では・・。
「ありがとうございました」。
「お世話になりました」。
と・そっとごみ箱の中に入れる。
一礼までする。
“もの”とのお別れも雑にしてはいけない気がする。
役目を果たした・終えたものにお礼を告げる。
想いを伝える。
大事であると感じる。
助けて貰った・支えて貰った感謝を伝えなければ失礼だと感じる。
もの言わぬ小さな道具に労いを添えてお別れする。
大事。
大事なこと。
お母さんは重い糖尿病を患っていた。
しかし無事に男の子を出産。
母一人子一人。
母子の幸せな日々。
けれど母の糖尿病は悪化。
間もなく母は光を失った。
失明。
盲目の母の子育て。
親子は寄り添い苦難を乗り越えた。
やがて息子は立派に成人。
母の願いはただ一つ。
立派に成長した息子の姿を一目みたい。
叶わぬ夢を笑い飛ばした。
これからも母子の日々は続く。
決して不幸ではない。
笑い声が絶えない母子の食卓が今日も暮れていく。
初めての妊娠・出産。
赤ちゃんがお母さんを選んでやって来てくれた。
お母さんだけではなく・赤ちゃんも何でも初めての経験。
戸惑う事が当たり前。
二人目の赤ちゃんがやって来た。
育児をしながらの妊娠・出産。
大変だけど・幸せな毎日。
三人目がやって来た。
初めての男の子。
お姉ちゃん二人もとっても嬉しい。
初めて・二人目・三人目。
お母さんのこころは・変化。
育児を通した・素敵なこころの変化。
こころ変わりに・私たちは寄り添う。
大丈夫。
みんなが応援している。