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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.789「私はわたし」

元気に逢いにきてくれた赤ちゃん。

お兄ちゃん似?!

お姉ちゃん似?!

お父さん?!

お母さん?!

もしかして・おじいちゃん似?!

誰かにちょっとだけ似てます。

でも・・。

私はわたし。

私は誰かに似てて・誰かが私に似るんでしょ。

 

Vol.788「見解」

メガネを新調した。

見立ては家内。

私が選ばないタイプのフレーム。

家内が私に掛けて欲しいデザインらしい。

なかなか良い。

メガネひとつで雰囲気変わる。

満足。

気に入った。

早速息子に披露。

反応今一。

むしろダメ出し。

折角ママがチョイスしてくれたのに。

似合わないかなぁ。

昭和と平成のセンスの相違。

令和は・このメガネで勝負。

 

Vol.787「決断」

ある市の市長が任期を待たずに辞職する事を発表した。

理由は奥様の介護だった。

市政のトップとして責務を全うする事なく職務を退く決断に賛否が別れた。

会見で市長は自己都合による辞職説明に際し・深々と頭を下げ謝罪した。

「家内には私しかいない」。

「私の残りの人生を妻に捧げ・彼女と共に生きたい」。

会見の最後に市長はそう発言して会見を閉めた。

会見を終え退室する市長は・どこか晴れやかだった。

後日奥様の車椅子を押す元市長の写真が新聞に掲載されていた。

彼に一票を投じた市民の中には納得出来ない有権者もいるかも知れない。

重責を中途で辞する決断は想像以上に苦難であったと察する。

その中での決意。

私は頷きながら会見を聴いた。

そっと静かに拍手を送った。 

 

 

Vol.786「考動」

波打ち際で戯れる二人の子ども。

日本の子と海外の子。

二人とも波打ち際で砂のお城を楽しげに作っている。

「ダメよ!そんな波打ち際で作ったら」。

「もっとこっちで作らないとすぐに波にさらわれちゃうじゃない」。

「土台はもっとしっかり」。

あれこれ指図する日本のお母さん。

一方でただニコニコ何も言わず見守る外国のお母さん。

『日本のお母さんってどうしてあれこれ言うの?』。

『お城壊れたっていいじゃない』。

『泣いてまた作ればいいの』。

『そうやって子どもは考えて行動するようになるのよ』。

『そのチャンスを日本のお母さんはどうして奪うの?』。

海の向こうのお母さんに一票。

考動。

大事だよねぇ~。

奪っちゃだめ。

お城壊れていいじゃない。

 

Vol.785「見守る」

小学生のサッカー試合。

我が子がスタメン出場。

応援に熱が入るスタンド席のお母さん。

息子のプレーに監督以上の大きな声でアドバイス。

ヒートアップするお母さんに周りからイエローカード。

途中から観戦のお父さん。

倅の試合よりスマホに夢中。

少し離れた席におばあちゃん。

ニコニコおばあちゃん。

正直ルールもよく分からない。

でも応援。

ひたすら応援。

孫がミスしても声援。

見守る。

おばあちゃんが一番ステキ。

おばあちゃんこそが真心サポーター。

 

Vol.784「ここから」

夜遅くに帰宅。

薄着で震える息子が目に飛び込む。

びっくり。

愕然。

「どうしたの!」。

「何してるの?」。

「寒いなら着なさい!」。

『だって・・』。

『ママいなかったから』。

『ママ何も言わないで出て行ったから・・』。

いつも先取り。

ああしなさい・こうしなさい。

息子に考える余地を与えない。

母親がいつも我が子が行動する前に指示・対応。

彼の考動する隙を与えない。

彼の自主性を妨げてきた。

結果・震える我が子が目の前にいる。

「ごめんね・ごめんね」。

頬伝う涙も拭わず息子を抱きしめる。

ここから。

あなたの愛はここから伝わる。

きっと伝わる。

ぎゅっと抱きしめて・共に育とう。

今から。

ここから。

 

Vol.783「率先垂範」

私がドアを閉めれば・次来る人もドアを閉める。

私が靴を揃えれば・訪れる次の人も靴を揃える。

私がトイレの蓋を閉めて出れば・次使う人も蓋を閉じる。

私が廊下のごみを拾えば・後続の人もそれに続く。

訪れる誰かのために。

知らない誰かのために。

気持ちを乗せて・ここち良さ繋ぐ。

 

Vol.782「サポート」

5月5日晴天。

唐津くんちの曳山特別巡行が行われた。

一番曳山・刀町赤獅子の生誕二百年と改元をお祝いした特別巡行には

多くの観光客も訪れた。

幼少の頃より曳山行事に参加している私にとっても格別な一日となった。

その中車椅子で参加している曳子の少年がいた。

曳山の後ろを自らの力で車椅子で随行した。

周りには少年の父親と大人たちが寄り添う。

けれど誰一人車椅子を押さない。

「頑張れ!」。

口々にみなが男の子に声を掛ける。

中途中途に曳き山が止まる。

「喉渇いてないか」。

「暑くないか」。

みなが応援する。

巡行コースには上り坂なも下り坂もある。

少年は時折歯を食い縛り額に汗して・一度も遅れる事なく

巡行コースを完走した。

彼の強い意志をみんなは分かっていた。

「良く頑張った!」。

「偉いぞ!」。

彼には先輩たちからのたくさんの労いが飛び交う。

みなが同志。

みなが仲間。

 

Vol.781「ぽっちゃり」

妊婦健診中超音波検査画像に映る赤ちゃんを見つめるお母さん。

『良平先生・赤ちゃん大きくないですか?』。

「どうして?」と私。

『だって赤ちゃんのお顔まるまるしてるし』。

まるまるしてて・いいじゃない。

ほっぺたぷちぷちしてて・いいじゃない。

「痩せたんじゃない?!」って言われて喜ぶのは大人。

赤ちゃんやせたら心配でしょ。

ぷちぷちむちむちしてなくっちゃ。

まるまる赤ちゃん。

かわいい赤ちゃん。

 

Vol.780「ウェ~ブ」

診療前の診察室。

デスクワーク中の院長。

すると出勤してきたスタッフの声。

笑い声・明るい声・挨拶の声たちが届く。

ありがとうございますの連呼が更に続く。

耳に届く幸せな響き。

優しさと温かさに包まれる。

朝から今日も幸せウェーブ。

ありがとう。

私の大切なファミリースタッフ。