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たなべりょうへいの言葉

ブログ

Vol.786「考動」

波打ち際で戯れる二人の子ども。

日本の子と海外の子。

二人とも波打ち際で砂のお城を楽しげに作っている。

「ダメよ!そんな波打ち際で作ったら」。

「もっとこっちで作らないとすぐに波にさらわれちゃうじゃない」。

「土台はもっとしっかり」。

あれこれ指図する日本のお母さん。

一方でただニコニコ何も言わず見守る外国のお母さん。

『日本のお母さんってどうしてあれこれ言うの?』。

『お城壊れたっていいじゃない』。

『泣いてまた作ればいいの』。

『そうやって子どもは考えて行動するようになるのよ』。

『そのチャンスを日本のお母さんはどうして奪うの?』。

海の向こうのお母さんに一票。

考動。

大事だよねぇ~。

奪っちゃだめ。

お城壊れていいじゃない。

 

Vol.785「見守る」

小学生のサッカー試合。

我が子がスタメン出場。

応援に熱が入るスタンド席のお母さん。

息子のプレーに監督以上の大きな声でアドバイス。

ヒートアップするお母さんに周りからイエローカード。

途中から観戦のお父さん。

倅の試合よりスマホに夢中。

少し離れた席におばあちゃん。

ニコニコおばあちゃん。

正直ルールもよく分からない。

でも応援。

ひたすら応援。

孫がミスしても声援。

見守る。

おばあちゃんが一番ステキ。

おばあちゃんこそが真心サポーター。

 

Vol.784「ここから」

夜遅くに帰宅。

薄着で震える息子が目に飛び込む。

びっくり。

愕然。

「どうしたの!」。

「何してるの?」。

「寒いなら着なさい!」。

『だって・・』。

『ママいなかったから』。

『ママ何も言わないで出て行ったから・・』。

いつも先取り。

ああしなさい・こうしなさい。

息子に考える余地を与えない。

母親がいつも我が子が行動する前に指示・対応。

彼の考動する隙を与えない。

彼の自主性を妨げてきた。

結果・震える我が子が目の前にいる。

「ごめんね・ごめんね」。

頬伝う涙も拭わず息子を抱きしめる。

ここから。

あなたの愛はここから伝わる。

きっと伝わる。

ぎゅっと抱きしめて・共に育とう。

今から。

ここから。

 

Vol.783「率先垂範」

私がドアを閉めれば・次来る人もドアを閉める。

私が靴を揃えれば・訪れる次の人も靴を揃える。

私がトイレの蓋を閉めて出れば・次使う人も蓋を閉じる。

私が廊下のごみを拾えば・後続の人もそれに続く。

訪れる誰かのために。

知らない誰かのために。

気持ちを乗せて・ここち良さ繋ぐ。