Vol.1083「甘える」
幼き頃。
私たち兄弟は・おばあちゃん子だった。
二人共おばあちゃんが大好きだった。
私は甘えたくて・駄々をこねていた。
駄々をこねて泣き止まなかった。
なぜなら・・。
泣き止まないと・おばあちゃんがずっと傍にいてくれたから。
こころでは嬉しくて・うそ泣きをしていた。
私と弟とおばあちゃんの三人で・よく川の字になって寝ていた。
二人共おばあちゃんにこちらを向いて欲しくて・我が儘を言っていた。
おばあちゃんは・困り顔で上を向いて寝ていた。
甘えられる存在がいる事は・とても大切だと感じる。
甘えたい時に思いっ切り甘えられる人がいる事は・とても大事である。
こころから感謝している。
大切な・こころの宝もの。