今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.835「無償」

子どもは眠ると・どうして重たく感じるのだろうか。

子どもはどうしてあんなに楽しそうに笑うのだろうか。

子どもはどうしてあんなに駄々をこねるのだろうか。

子どもはどうしてあんなに愛らしいのだろうか。

子どもの全てをどうして・こんなにも受け止められるのだろうか。

あなたがいるだけで私は幸せ。

かけがえのないあなたが愛しい。

Vol.834「誤算」

一人でホームセンターへ。

買いたい商品をカゴへ入れる。

しばし店内散策。

トイレットペーパーのコーナー。

様々な商品がラインナップ。

色々な種類があるんだねぇ~。

それぞれ特徴あるんだねぇ~。

感心しながらお勉強。

よし!ひとつ買って帰ろう。

厳選したトイレットペーパーを片手に帰宅。

「ママ喜ぶかなあ~」。

少しの期待。

家内に差し出す笑顔の私。

イマイチ顔の彼女。

『ありがとう・買ってきてくれて』。

『でも・これねぇ~使いにくいのよねぇ』。

あら?!

予想外の展開。

戻してくる?

レシートあるよ。

『いいわよ・折角買ってきてくれたんだから』。

良かれと思って。

余計な考動。

学習しなきゃね。

Vol.833「反則」

家内とショップでお買い物。

商品選んでレジへ。

お会計は990円。

私は千円札の持ち合わせがなくて五千円札を差し出す。

それを脇で見ていた家内。

すかさず彼女の財布から千円札を取り出す。

ナイスサポート。

と思いきや私の五千円札は彼女の財布に消えていった。

「えっ!?うそ~?!」の私。

ニヤッと家内。

レジの女性も思わずにやけちゃった。

私の財布から五千円がお釣りの十円に変身しちゃった。

『どぅもぉ~』とにこやかにお店出る家内。

「ありがとうございました」の店員さんの声。

ちょっとぉお~。

反則でしょ・それ。

Vol.832「共有」

初めて寝返りした日。

初めてハイハイした日。

初めてつかまり立ちした日。

初めて一歩を踏み出した日。

初めて自分でおしっこした日。

子供たちの成長の記憶を家内は鮮明に覚えている。

まるで昨日のことのように私に映像混じりで楽しく話す。

母は強し。

子と母の絆は深い。

やはり子供たちは彼女と生命を共有していた。

それは今までもこれからもずっと。

Vol.831「赤ちゃんだけは」

私は赤ちゃんが大好きで・産科医となった。

私は産科婦人科医。

基本患者様は全て女性。

例外は男の子の赤ちゃん。

赤ちゃん大好きだから・男の子だって診る。

でも赤ちゃんのお父さんは診察しない。

『家内と共についでに私も診察して下さい』と・お父さんに言われても躊躇する。

男の人は・ちょっと苦手。

ごめんなさい。

許してちょ~だい。

Vol.830「次世代教育」

私は昭和生まれ。

昭和・平成・令和を生きている。

家内も同世代。

私が幼少の頃。

『男の子はあっち行ってなさい』。

『ご飯できるまで椅子に座ってなさい』。

男子厨房に入らず。

そう教育されてきた。

家長の父を中心に食卓の座る位置も決まっていた。

でんと座れば自動的にお茶が出てきた。

平成生まれの子供たち。

家内は積極的に家事を手伝わせる。

そう教育している。

『今の時代は共働きが当たり前』。

『この子たちが結婚する時には夫婦協働で家事をするのが当たり前』と
家内。

妻の正論に夫は反論出来ず。

昭和世代の私もどっかと椅子に座らず・動くようになった。

子供たちよ。

明るく素敵な家庭を持ってくれ。

父は今日もそう願いながら・家内の指導の元家事に励んでいます。

Vol.829「乙女心」

知人が家族旅行に行ったらしい。

お土産を頂いた。

お土産話が付いてきた。

正確にはお土産前話。

旅行の前日。

家族で準備。

娘も準備。

ベットいっぱいにお洋服ラインナップ。

お嬢様はベットの周りをうろうろジロジロ。

『着ていく服がない』とやや切れ気味。

挙げ句の果てには今日着ていた服を今からお洗濯。

「着るものたくさんあるじゃない」と言っちゃいけないお父さん登場。

『もう旅行なんか行かない!』と乙女の爆弾発言。

真に受けるお父さん。

軽くスルーするお母さん。

深夜にお母さんがヘルプして一件落着。

「いつもこのパターンなんです」とため息の知人。

女性脳と男性脳。

同じじゃないのに。

男は黙って微笑むべし。

Vol.828「想う」

あなたがこの世を去った日。

あなたを想う。

あなたがこの世に生を受けた日。

あなたが私に繋いでくれた大切な命。

これからはあなたが生まれた日もあなたを想う。

あなたが送られた日と共に・あなたが迎えられた日を大切に想う。

Vol.827「繋がる」

一人でスーパーにお買い物。

ばったり店内で患者様と遭遇。

「こんにちわ・お天気いいですねぇ」のご挨拶。

レジに並ぶ。

私の前に並ぶご婦人も患者様。

「どぅ~も」と会釈。

レジ打つ店員さんも患者様。

「こんにちわ」と笑顔でご挨拶。

みんなと繋がっている私。

嬉しい。

有難い。

今日も青空。

しあわせ・幸せ。

Vol.826「役不足」

一人外出先から帰宅途中・自宅のマーガリンが切れていた事を思い出す。

コンビニ寄って帰宅。

『マーガリン買ってくるの忘れたぁあ~』と家内のため息。

「買ってきたよ!」と間髪入れずに私。

『ありがとう・・』。

『でもねぇ~・これあんまり好きじゃないのよねぇ』と奥さま。

「あら?!」。

ホームラン打った手応えが・大ファールだった感じ。

どや顔から一気に意気消沈。

次こそ。

リサーチして考動。