今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.812「一会」

出張する。

初めての土地に降り立つ。

早朝駅員さんに挨拶する。

タクシーに乗り運転手さんに行き先を告げる。

運転手さんとの他愛ない会話。

車窓に行き来する人達。

カフェでコーヒーを注文。

店員さんとの短い会話。

二度と訪れないかもしれない土地。

二度と逢わないかもしれない一時の出逢い。

一会。

そこにもきっと意味がある。

そこにも必然が待っている。

vol.811「真副体」

華道に真副体(しん・そえ・たい)と言う基本がある。

人生にも当てはまる極意である。

自己成長に値する問題なのかを熟考する。

しかし何が真で・何が副・体なのかと拘る必要はない。

問題と向き合っている事が大事である。

バランスがとれているかが大切である。

真副体。

自身と向き合おう。

そこに自己成長がある。

Vol.810「おかえり」

おかえり。

おかえりなさい。

家庭でも。

職場でも。

おかえり・おかえりなさいが返ってくる”ただいま”はうれしい。

ただいま。

おかえり。

Vol.809「お洗濯」

私は中学から全寮制の集団生活。

洗濯も自分でやる。

全自動洗濯機。

けれど・初めて自分でお洗濯。

使い方わからない。

粉洗剤の使用量知らない。

困った時は先輩に尋ねる。

でもなぜか・パンツだけは恥ずかしくて洗えなかった。

だから・・。

前・後・表と裏。

1枚のパンツを計4日履く。

ストックは7日分。

最終日。

ラスト1枚。

限界日。

勇気を持ってお洗濯。

壁を突破すれば・どうってことない。

小さな勇気と大きな成長。 

ある日から・真っ白なパンツ。

Vol.808「日常」

玄関に揃えられた靴。

ハグして出勤。

見えなくなるまで振ってくれる手。

「ただいま」に『おかえりなさい』の声。

きちんと畳まれたパジャマ。

他愛なき日常は当たり前ではない。

何気なさが有り難い。

昨日も・今日も。

そして明日も。

おやすみなさい。

ありがとう。

Vol.807「エガオ」

家族でレストランへ。

席に案内される。

店員さんがオーダーを取りに来る。

「あなた・笑顔がいいねぇ~」と私。

『ありがとうございます!』と更にえがお。

終始エガオ。

笑顔はみんなを幸せにする。

笑顔はすてき。

笑顔はすばらしい。

笑顔は余韻さえも残す。

Vol.806「背中」

自分で自身の背中は見れない。

私の背中を見てくれる人。

私の元気や悲哀を感じてくれる人・気遣ってくれる人・見守ってくれる人。

大切な存在。

そんな人がいれば嬉しい。

とても幸せ。

Vol.805「夢のあと」

唐津神社の秋祭り・からつくんちが11月2日~4日の3日間開催され

盛大に幕を閉じた。

例年以上に多くの方々がおくんち期間中に訪れた。

天候にも恵まれ・城下町からつは3日間”非日常”の空間に人も町も包まれた。

地元愛。

からつ愛。

くんち愛。

非日常は・多くの人たちのこころに熱い想いをしっかりと刻んた。

感謝。

我がふるさと・からつに感謝。

Vol.804「やっぱり世界一」

唐津神社の秋祭り・からつくんちの本番が迫る。

11月2日・3日・4日の3日間。

城下町唐津は祭り一色となる。

この三日間のために多くの人々が準備をしてきた。

様々な方々が尽力してきた。

からつっこが最もこころ踊る・非日常がやってくる。

Vol.803「集団生活」

私は全寮制の中学校に入学した。

洗濯も掃除も食器洗いも自分で行う。

大きな浴槽にみんなで入る。

新入生の頃小さくなって入浴していた。

湯船から桶でお湯を掬って浴びる。

シャワーを使用する。

すると先輩から注意を受ける。

お湯を被る際・シャワーを利用する際

隣の人にお湯がかからないように配慮しなさいと。

自宅にいる時は考えもしなかった。

良きアドバイス。

私の寮生活は・こうやって始まった。

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