Vol.971「参拝」
新年。
初詣に出掛ける方も多い。
私はいつも年末に参拝する。
一年無事に過ごせた事への感謝を伝える。
昨年末もお参りする事が出来た。
今年も年の瀬に赴く。
感謝。
私たちは守られている。
その事を肝に銘じる。
<毎週更新>良平院長のコラム
新年。
初詣に出掛ける方も多い。
私はいつも年末に参拝する。
一年無事に過ごせた事への感謝を伝える。
昨年末もお参りする事が出来た。
今年も年の瀬に赴く。
感謝。
私たちは守られている。
その事を肝に銘じる。
私のおばは毎年・年始の挨拶を大切にしている。
毎年手書きの年賀状をしたためている。
お世話になっている人。
久しくお逢いしていない人。
一人一人に想いを馳せる。
相手の顔が浮かぶ。
こころを文字に載せる。
一年に一度のお便り。
大切。
とても大切であると学んだ。
私は今年還暦を迎えた。
友人から一言。
「おめでとうございます!シニア割引仲間ですね」。
?!
なるほど。
そうか。
割引があるらしい。
調べてみる。
スーパー・ドラッグストア。
JR・飛行機。
映画・レストラン・ホテル。
などなど。
いっぱい特典あるじゃない。
知らなかった。
得したと捉えよう。
だって・シニアなんだから。
11月に入りスタッフがクリニックのイルミネーションを設置。
表玄関周りを作業中。
信号待ちの車窓からスタッフに声が掛かる。
「今年も楽しみにしていますよ!」。
思わぬ一言にスタッフもテンションが上がる。
クリニックを素敵に飾り付けてくれるスタッフ。
今夜も素敵に輝いている。
今年もありがとう。
保育園。
行きたくない朝もある。
駄々こねる。
泣きわめく。
お母さん困る。
どうにか登園。
すると・・。
門前に大好きな保母さんお出迎え。
秒で笑顔。
ニコニコ。
ちょっと呆れ顔のお母さん。
いいじゃない。
元気に今日も登園したんだから。
いってらっしゃい。
母親学級。
コロナ禍で感染に注意して・少人数で開催している。
会の最初にお母さん同士・隣の方と自己紹介をして頂いている。
初対面。
だけど・僅か数分で打ち解けて話は盛り上がる。
女性がお話する姿は素敵。
男性同士なら・こうはいかない。
黙認していれば・止む事のない会話が続く。
コロナ禍。
おしゃべりしたいよね。
おんなじお母さん同士なんだから。
友人には自分の好みをしっかりと伝えておく。
猫は苦手・犬は好き。
お肉も好きだけど・お魚はもっと好き。
みかんも好きだけど・梨も好き。
大好きなものもついでに教えておく。
すると・・。
友人から旅行のお土産に・私が嫌いじゃないものを頂く。
嬉しい。
季節のご挨拶に・大好きなものが届く。
有難い。
「好きなもの・嫌いなもの教えてね」と私も友人に話す。
友人には好きなものを届けられる。
貰って嬉しい。
差し上げて喜ばれる。
大事なこと。
私は日記を記している。
何十年と続けている。
5年日記帳を愛用している。
1年前・2年前・3年前・・。
毎日・過去の今日の私に逢える。
自分との対峙。
今日が尊い。
今が大切。
唐津神社の秋季例大祭・唐津くんちが11月2日から4日の3日間通常開催された。
ユネスコ無形文化遺産である唐津くんちの曳山巡行は・秋晴れの中無事幕を閉じた。
くんちは魂の祭りである。
200年以上守り受け継がれてきた。
先代から今へ・今から後世へ。
伝統の継承は容易ではない。
無形文化財は・魂も受け継ぐのである。
誇りである。
宝である。
神様に感謝。
地元に感謝。
クリニックの風除室。
退院を待ちわびる家族が・赤ちゃんとお母さんを出迎える。
幼き姉と弟。
お母さんと離れた生活。
寂しい想いもした。
赤ちゃんと初めての面会。
子供たちをしっかりと抱擁する母。
『お帰り』と笑顔の子供たち。
「ただいま」と涙声の母。
様々な制限は・負の出来事ばかりではない。
家族・家庭の大切さを知る機会となった。
親子の絆を更に深めてくれた。
おめでとうございます。
赤ちゃんも嬉しい。
みんながお家で待ってるよ。