今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.921「由来」

私は良平(りょうへい)。
小学生の頃「何故”良平”なのか」父に問うた。
父は絵が好きだった。
洋画家・小磯良平氏の絵画を気に入っていた。
そこで小磯氏から名前を頂いて・良平と名付けた。
私自身も小磯良平氏の作品に興味を持ち・個展を訪れたこともある。
良平。
名は体を表す。
父と小磯氏に感謝。

Vol.920「お年玉」

お正月。
仲良し同世代の親戚キッズ。
集合。
表向きは親族への新年のご挨拶廻り。
真の目的はお年玉ゲット。
同志の子供たちと共に元気にご挨拶。
お菓子と共にお年玉を頂く家。
長話ばかりで目的達成できない家。
様々。
幼き下心は直ぐにばれる。
帰宅して両親から厳重注意。
けれど嬉しい目的達成。
良き思い出。
楽しい新年。

Vol.919「共奏」

1月は家内の誕生日。
彼女は半世紀を超える人生を迎えた。
今年も共に妻の誕生日を祝えた。
気づけば彼女の半生を私は共に歩んでいる。
今までも。
これからも。
共に奏でよう。
Happy Birthday!

Vol.918「嫁ぐ」

知人からご子息が結婚される報告を受けた。
とても喜ばしい事である。
お話を伺うとお相手のご実家には跡取りがいない。
ご子息が継承される決断をされたらしい。
即ち嫁いでいかれる。
姓が変わる。
嫁ぎ先の未来を歩む。
私は正直少し困惑した。
家内に報告した。
『私も嫁いできたのよ』。
「そうか・その通り」。
妻は私の姓を名乗り・家庭を築き家を守っている。
女性は強し。
男女の区別はなし。
偏見なし。
幸せであること。
それが最も大事である。

Vol.917「贈りもの」

父が他界した後・父の愛用品を整理した。
父の愛用品は生前父がお世話になった親族・友人・知人の方々に
貰って下さる方に父のこころを添えて・貰って頂いた。
よって私には父の愛用品・形見がない。
けれど私は父からとても素敵な贈りものを頂いた。
私の最愛の妻。
父が私に彼女を紹介してくれた。
父は私に一期一会をプレゼントしてくれた。
今も色褪せない彼女の笑顔といってらっしゃいとお帰りなさい。
毎年父の誕生日に手を合わせる。
今年一年の彼女との楽しい日々を報告する。
父は妻と私のこころに今もいる。
父からの贈りもの。
今年もまた一年の報告をし年を終える。
一期一会に感謝。
新しい年を迎える。

Vol.916「大事箱」

子供の頃大事なものを収納していた箱があった。
だいじばこ。
自分にとって・大事なもの。
大切なもの・宝もの。
色んなものが収めれれていた。
やがて成長し・箱の存在さえも忘れていた。
偶然箱と再会。
開けてみる。
幼少期の自分との再会。
微笑ましさが自分を包む。
懐かしい品。
よく意味が分からない物。
幼きこころには大切であった・たくさんの大事なものたち。
そっと蓋を閉める。
またいつか開けよう。
またいつの日にかに。

Vol.915「修学旅行」

息子が小学6年生時に修学旅行に行った。
目的地は長崎県。
「気をつけて行っておいで」。
「楽しんでおいで」。
出発の朝・元気に送り出した。
おこづかいは2000円。
修学旅行を終え無事息子が帰宅。
お土産話に華が咲く。
両親にお土産買ってきてくれた。
長崎特産の食べ物。
感動。
お土産品のお値段が1000円と聴いて。
感激。
序でに涙。
もったなくて食べれない。
冷蔵庫に大事にしまった。
食べれない。
見てるだけでいい。
息子に一緒に食べようと提案。
しぶしぶ承諾。
笑う息子と涙目両親。
美味しかった。
良き思い出。

Vol.914「いま」

痩せたら新しく洋服買おう。
暖かくなったら運動しよう。
確証のない未来をただただ待つのは止めよう。
今を楽しもう。
今の自分に合った服を選ぼう。
今日からウォーキングしよう。
昨日じゃなくて・明日じゃなくて。
今を。
今をエンジョイしよう。

Vol.913「おばちゃん」

時折利用する地元のラーメン店。
従業員に名物おばちゃんがいる。
「あらぁあ~久しぶりですね」。
「お子さんたちも大きくならしたですね」。
と・いつも元気に声を掛けてくれる。
でもおばちゃんがお店にいない時期があった。
久しぶりの再会。
「おばちゃん・ちょっと病気して入院してたもんねぇ~」。
「もう元気になったよ」。
再び元気な笑顔が見れて少し安心。
注文したラーメンがテーブルに並ぶ。
「久しぶりに逢ったから・煮卵はおばちゃんからのサービスね」。
おばちゃん・ステキ。
いつも元気を貰う。
いつまでもお元気で。
再会を楽しみに。

Vol.912「ハグ」

眞子さまが皇室を離れられた。
お別れの朝。
ご両親へご挨拶。
佳子さまにご挨拶。
佳子さまと眞子さまが抱擁を交わされた。
とてもこころ打たれる場面であった。
一般国民には計る事の出来ない皇族というお立場。
抱擁は惜別の想い・深さを感じさせるものであった。
言葉では言い表せられない想い。
ハグには深い愛情が込められている。
想いは深く・愛は深い。
とても感動的な場面であった。