Vol.850「ムードメーカー」
高校三年生。
最後の夏。
最後の大会。
最後の部活。
三年間頑張った。
けれどレギュラーにはなれなかった。
でもいつも一番大きな声で声援を送った。
ムードメーカー。
誰よりも勝利を喜び・誰よりもレギュラーたちの頑張りを讃えた。
三年間は無駄じゃない。
君の頑張りをみんなが認めている。
あなたの素晴らしさをチームみんなが知っている。
君はエース。
みんなのエース。
エールを送ろう。
君の新しい一歩に。
<毎週更新>良平院長のコラム
高校三年生。
最後の夏。
最後の大会。
最後の部活。
三年間頑張った。
けれどレギュラーにはなれなかった。
でもいつも一番大きな声で声援を送った。
ムードメーカー。
誰よりも勝利を喜び・誰よりもレギュラーたちの頑張りを讃えた。
三年間は無駄じゃない。
君の頑張りをみんなが認めている。
あなたの素晴らしさをチームみんなが知っている。
君はエース。
みんなのエース。
エールを送ろう。
君の新しい一歩に。
息子が高校生の時学食を利用していた。
食べ盛り。
定食だけじゃ物足りない。
併せてうどんを注目する。
だけどそばも食べたい。
けれどさすがにそばまでは平らげられない。
そこで考えた。
食堂のおばちゃんに提案。
「おばちゃん!うどんとそばのミックス作れない?」。
『できるよ』。
後日新メニューが追加された。
「ミックスうどん(うどんとそばのハーフ&ハーフ)」。
これがバカ売れ!
それから息子の卒業までの日々。
学食を利用すると時々一品サービスで付いてきた。
発案者の特典。
言ってみるもんだねぇ~。
今では良き思い出。
お母さんが産休育休明けて職場に復帰。
お子ちゃまも保育園に入園。
入園初日・泣く我が子に後ろ髪引かれて出勤のお母さん。
退勤して保育園に愛する我が子を迎えに行って・ぎゅっと抱きしめる。
お母さんも頑張ってるけど・子どもも頑張っている。
けれど・・。
子どもの順応も早い。
あんなに泣いて登園してた我が子が・・。
最近は振り返りもしない。
ニコニコして・お友達とお手て繋いで園の中へ。
ちょっと寂しいお母さん。
だって成長してるもん。
我が子に拍手を送りましょう!
お母さん。
コロナウイルス感染拡大防止のため・全ての医療機関で面会制限が敷かれている。
たなべクリニックでも細心の注意を払い・日夜感染防止に努めている。
母子の健康と生命を守るために・患者様のご家族にも協力頂く日々が続いている。
面会制限はご家族にとっても負担のある毎日である。
母子退院の日。
赤ちゃんを抱くお母さんに寄り添い・荷物を運ぶクリニックスタッフ。
クリニックの玄関で待つお父さんとお兄ちゃん。
初めて赤ちゃんに対面するお兄ちゃん。
赤ちゃんをしっかりと抱くお父さん。
お兄ちゃんを抱きしめるお母さん。
久しぶりの家族全員の対面。
自然と涙が溢れる。
スタッフももらい泣き。
駐車場まで荷物を運ぶスタッフ。
大変な時期だけど・だからこそ大切なものを再認識できる。
「こんな素敵な仕事はない」。
「クリニックスタッフである私は幸せ」。
涙ながらのスタッフからの報告。
感謝。
全ての人に感謝。
赤ちゃんがお母さんに逢いにきた。
お産後入院中のお部屋で赤ちゃんとお母さんが大切な時間を共有する。
だけど・そこにお父さんとお姉ちゃんお兄ちゃんはいない。
今までお姉ちゃんお兄ちゃんの育児にあんまり協力的ではなかったお父さん。
だから時々お母さんはイライラしていた。
今ではお家でお父さんが二人の子供たちの面倒を周りのサポートを受けながら・一生懸命頑張ってくれている。
いつも兄妹げんかをしていた子供たち。
だから時々お母さんはハラハラいらいらしていた。
今はお母さんに逢えない寂しさの中子供たちなりに毎日を頑張って過ごしている。
コロナウイルス感染拡大の中家族と離れ・その大切さと愛おしさに改めて気づく事ができたお母さん。
赤ちゃんとお母さんとの二人だけの素敵な時間の大切さも感じ取れた。
離れて分かった素敵なこと。
明日には帰るよ。
赤ちゃんと一緒に。
家族が待つお家へ。
退院前日の廻診。
お部屋のドアをノック。
赤ちゃんを抱っこしているお母さん。
お母さんと私のアイコンタクト。
「何か心配なことない?」。
笑顔で問う私。
しばし沈黙の後・お母さんは『大丈夫です・・』の一言。
大丈夫じゃないよね。
大丈夫じゃなくていいの。
大丈夫じゃないのが当たり前。
頑張らなくていいの。
もう十分頑張ってるんだから。
何でも聞いていいの。
遠慮なく不安を口にしてね。
だって・わからない事がわかんないんだから。
あるがままでいいよ。
あなたは一人じゃないから。
私たちはいつもここにいるからね。
ポテトチップス食べて・欠片が床に落ちたけど拾わずそのままにしていた。
就寝前にウーロン茶を飲んだコップをテーブルの上にそのままにして寝た。
家内が取っておいた新聞のチラシを捨ててしまった。
そんな時・・。
家内はご機嫌斜め。
『何か言うことないの?』と私の面前に迫ってくる彼女。
「ソーシャルディスタンスをお取り下さい」と無力に抵抗する私。
ごめんなさい。
以後気を付けます。
ファミレスあるある。
実は間違った接客用語がとても多い。
みなさん。
チェックしてみて下さい。
○入店
正:「ご来店くださいましてありがとうございます」
誤:「ご来店いただきましてありがとうございます」
正:「こちらでお待ち下さい」
誤:「こちらでお待ちにいただく形になります」
○注文
正:「こちらで召し上がりますか?」
誤:「こちらでお召し上がりですか?」
正:「どちらになさいますか?」
誤:「どちらにいたしますか?」
正:「〜でよろしいでしょうか?」
誤:「 〜でよろしかったでしょうか?」
正:「Aセットをご注文のお客さま」
誤:「Aセットのお客さま」
正:「ご注文の品は以上でしょうか」
誤:「ご注文はお揃いでしょうか?」
○会計
正:「1000円でございます」
誤:「1000円になります」
正:「〜円頂戴します」
誤:「~円から頂戴します」
間違いが結構ありますよ。
みなさん。
正しい日本語を使いたいですね。
美しい日本語を意識しましょう。
『良平先生!いつ寝てるんですか』。
『いつ休んでるんですか』。
患者様からよく尋ねられる。
寝れる時に寝る。
休める時に休んで・食べれる時に食べてます。
私も生身の人間ですから。
機械で動いてる訳じゃない。
でも大好きな赤ちゃんに毎日逢えるから・楽しくてしょうがない。
だけど悩みだってある。
考え込む時だってある。
それでもお家帰って玄関のドアを開ける時は・毎日元気にただいまを言う。
家族とも・いつも笑顔でいたい。
『元気ないね』。
あら?!
さすが奥さま。
見破っちゃった。
大丈夫。
心配ないよ。
いただきます。
今日もおいしい晩ごはんありがとう。
お母さんを選んでやってきてくれた赤ちゃん。
赤ちゃんは健やかに成長し成人女性となった。
彼女もお母さんに選ばれた。
「おめでとうございます」と私。
『良平先生!赤ちゃんを取り上げてくれて・ありがとうございます』。
『私も良平先生に取り上げてもらいました!』。
二重の喜び。
二重の祝福。
次は・この赤ちゃんがお母さんとして選ばれる日を楽しみに。
楽しみに私は待ってるから。