今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.675「恩師」

「たなべクリニックまでお願いします」。

市内でタクシーに乗った。

『失礼ですが先生のクリニックに○△さんてお勤めですか』。

運転手さんから唐突な質問。

「そうですねぇ・・」。

個人情報。

安易には答えられない。

「どういうご関係ですか」。

『実は・・』。

語り始めた運転手さん。

前職は小学校の教諭。

彼女は教え子。

卒業以来ずっと年賀状が届く。

卒業三十余年。

『逢いたいです』。

「分かりました」。

「明日彼女に伝えておきます」。

下車する際名刺を預かった。

必ず渡します。

両手でしっかり想いを渡します。

Vol.674「四つの魔法」

4つの魔法を教わった。

○相手の眼を見る

相手の眼から視線を逸らす時には相手との間の“道”に落とす。

○相手の話を良く聴く

胸に眼があるように身体を相手に向けこころを開く。

○姿勢を良くする

良い姿勢をいつも意識する。

○口角を上げる

常に鏡の前で練習する。

魔法に笑顔を必ず添える。

あなたはきっとハッピーになる。

何故ならあなたが周りの人々をハッピーにするから。

Vol.673「スイッチON」

私は全国各地で講演する。

様々な地域・会場でお話をさせて頂く。

私の講演を聴講したくて全国から来場頂く事はとても有難い。

私の想いを会場の皆様に全身全霊で届けている。

基本的に開演1時間前には会場入りするようにしている。

控室に通される。

準備されている飲み物を戴く。

開演30分前。

正直・・。

緊張感なし。

リラックスムード。

10分前。

会場はほぼ満席。

でも・・。

テンション上がらず。

5分前。

スイッチ・・。

ON!

何故かいつも5分前にモードが切り替わる。

登壇。

100%起動。

不思議な現象。

自分でも謎。

内緒です。

Vol.672「気配」

『あら!髪切ったんですね』。

『お腹大分出てきましたね』。

クリニックスタッフにお声かけ下さる患者様は多い。

妊娠しているスタッフへの気遣いが嬉しい。

クリニックでの患者様とファミリースタッフとの出逢い。

それは人と人との素敵な出逢いでもある。

そこにはこころの触れ合いがある。

一期一会。

良き出逢いに感謝。

ご縁を大切に。

繋ぎ繋げる。

Vol.671「背中」

たなべクリニックでは・たくさんのファミリースタッフが在籍している。

クリニックを入るとギャラリーに笑顔のスタッフリストが掲載されている。

多数のナースが日々患者様に寄り添っている。

看護師には夜勤業務がある。

愛する我が子と離れ夜間の業務に当たる。

ファミリースタッフの子供たちはお母さんの胸で夢を見れない夜がある。

少し寂しいかもしれない。

ちょっと我慢しなければならない。

けれど幼いこころに母の頑張る姿はきちんと刻まれている。

大好きな折り紙。

母のために折った赤色のお手紙。

覚えたてのひらがなで『おしごとがんばって』の文字。

「娘から手紙貰いました」。

白衣のポケットから出す大切な赤い折り紙。

ちゃんと知っている。

ちゃんと分かっている。

だからあの子は・あなたを母に選んでやって来た。

Vol.670「ペア」


2歳のお兄ちゃん。

お母さんの妊婦健診にいつも付いて来てくれる。

いつもお兄ちゃんはお母さんとペアルック。

今日は白い毛糸の帽子にボーダーのシャツ。

母子共に胸に同じワンポイント刺繍。

靴も同色のデザイン。

お兄ちゃん!きまってるぅ~!

次の健診は4月。

春の装いを楽しみにしているよ。

Vol.669「あの日あの時」

私は日記を綴っている。

何十年も書き続けている。

日記に必ず書き記す事がある。

家族のこと。

クリニックのファミリースタッフのこと。

自分自身のこと。

その日こころの琴線に触れた事柄を残している。

毎朝のラインナップ。

過去の今日の出来事を披露する事がある。

「○△さんは3年前の今日初めて当直に入りました」。

「□☆さんは5年前の今日手術の助手を初めて経験しました」。

「◇▽さんは2年前の今日院長に結婚相手を紹介しました」。

本人も覚えていない記念日が・私の日記帳には大切な記憶として残されている。

あの日・あの時。

今日も大切な想いが私のこころと共に綴られていく。

Vol.668「苦手」

私は食事の際どちらかと言えば嫌いなもの・苦手なものから食す。

好物は最後にとっておくタイプ。

以前家内の実家にお邪魔した際・義母が手料理をご馳走してくれた。

『何のお構いも出来ませんがお口に合うかどうか』。

『遠慮なく召し上がれ』。

「どれも美味しそうですね」。

「遠慮なくいただきます」。

取り分けられた小皿の料理を見つめつつ箸をつける私。

マイルールに従い苦手なものから口に運ぶ。

「とっても美味しいです」。

頑張って完食。

『あら!この料理お好きなんですね』。

『どうぞどうぞ・いっぱいお代わりして下さいね』。

克服した一品が大盛になって眼前に並ぶ。

「いただきます」。

後日・大分月日が経過して家内にカミングアウト。

『知ってたわよ』。

『大分頑張って食べてたね』と家内。

助け船なし。

次の機会こそ・私のアイコンタクトを見逃さず宜しくお願いしますね。

お料理上手な義母。

けれど私には苦手なものもある。

次からはほんの少しだけアビールするかも。

さもなければルール変更。

大好きなものから手を伸ばそう。

Vol.667「大樹」

懇意にしている心理カウンセラーから以前・心理テストを受けた。

与えられたテーマに沿い絵を描く。

私はクレヨンで画用紙いっぱいに大樹を描いた。

大きな幹とたくさんの枝・深緑の葉っぱたち。

大地にで~んと踏ん張っている。

小鳥たちが集い・木陰に人々が憩う。

『これはあなたがなりたいものですよ』と教えられた。

あら♪

ほぉ~お。

なるほど・・。

そっかあ。

そうなんだ・・。

改めて自分が描いた絵を見つめた。

『なりたいじゃなくて・なる!って想って下さい』。

『そうすればあなたは必ず・大樹になります』と助言された。

自分自身と向き合う良き機会を得た。

大樹になる。

想いは必ず叶う。

種は蒔かれた。

陽を浴びて根を生やして・大空に真っ直ぐに伸びていくぞ!

Vol.666「妊婦さんスタッフ」

クリニックにもお腹に大切な赤ちゃんがいるファミリースタッフがいる。

妊娠が判明。

ファミリースタッフからの祝福。

予定日が確定。

みんなで喜ぶ。

性別を教える。

盛り上がるスタッフ。

妊婦健診。

みんなが見守る。

ユニフォームがマタニティーウェアに代わる。

産休に入る。

赤ちゃんが逢いに来てくれる日をみんなで待ちわびる。

赤ちゃんが逢いに来た。

みんなが感激。

産科で働く。

自院で健診・自院で出産。

みんな嬉しい。

みんな安心。

赤ちゃん一番安心。