Vol.692「在来線」
地元唐津からローカル線で博多へ。
各駅停車の鈍行列車。
私が幼少の頃・弁当持参で列車に乗り込む家族もいた。
お祖母ちゃんが座席に正座して・タッパの蓋を開けて孫たちに
おかずを取り分けていた場面を思い出す。
博多への列車は昔・小旅行のようなものだった。
海岸線を走る車窓には・心地よい揺れとゆったり流れる風景があった。
<毎週更新>良平院長のコラム
地元唐津からローカル線で博多へ。
各駅停車の鈍行列車。
私が幼少の頃・弁当持参で列車に乗り込む家族もいた。
お祖母ちゃんが座席に正座して・タッパの蓋を開けて孫たちに
おかずを取り分けていた場面を思い出す。
博多への列車は昔・小旅行のようなものだった。
海岸線を走る車窓には・心地よい揺れとゆったり流れる風景があった。