Vol.763「お願いします」
たなべクリニックファミリースタッフは
定期的にホスピタリティについて指導教育を受ける。
市内の会議室を貸切り・専任講師が毎回東京からやってくる。
時間の共有は命の共有である。
講師・院長・スタッフが同じ場所同じ空間で命の共有を行う。
会場のある建物の一階でファミリースタッフのお父様と偶然出逢った。
『おはようございます。院長先生』。
『研修に向かう娘を今送り届けました』。
『宜しくお願い致します』。
『これからもどうぞ宜しくお願いします』。
父は深々と私に頭を下げられた。
娘を想う父のこころ。
「お願いします」には様々な愛情が込められている。
娘もやがて親になる。
父の想いがわかるその日その時を共に待つ。