今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.1096「ニキビ」

私は中学高校を全寮制の学校に通った。
6年間の寮生活。
今では・楽しい思い出。
中学2年生の頃・ニキビができた。
恥ずかしかった。
どうしてよいか・分からなかった。
薬局行った。
薬買った。
こっそり・寮の部屋で隠れて薬を塗っていた。
同世代でも・ニキビが全くできない人もいた。
でも中にはニキビ跡が残って・気にしている同級生もいた。
たなべクリニックには・思春期の患者様も多い。
マスク越しにニキビが見える。
何か役に立ちたい。
良きアドバイスをしたい。
お母様から相談を受ける事も多い。
女性としてのホルモンの変化が起きる世代。
ニキビできるよねぇ~。
大丈夫。
相談してね。

Vol.1095「快眠」

実は・私は寝つきが悪い。
秒で寝付く家内が羨ましい。
年齢と共に・疲れも溜まり易くなる。
医師として・効率よい安心安全な方法を検討した。
「そうだ!水素を吸おう」。
まず・水素には副作用がない。
痛くも痒くもない・ただ吸うだけ。
痛がりの私にピッタリ。
試してみた。
吸い続けると・・。
入眠(寝つき)が良くなった。
疲れが溜まりにくくなった。
何より水素吸入後・頭がスッキリするのが気持ち良い。
良かった。
これからも続ける。
  

Vol.1094「介護脱毛」

スタッフから「介護脱毛」の話を聞いた。
「自分の老後を見据えて・VIOの脱毛をしたい」と言う声だった。
自身の親が介護を受ける年代となり・自分自身も将来介護を受ける可能性はある。
ならば・今のうちに脱毛をしておきたい。
中堅・ベテラン世代のスタッフに多い意見だった。
若い世代にも意見を尋ねた。
若い世代のスタッフは・介護脱毛より露出する肌の脱毛を希望していた。
世代により・脱毛への意識の違いも学べた。
VIOはデリケートな部分。
産婦人科なら安心して通えると感じた。
ならば最新式の医療機器を導入して・医療脱毛を提供しようと考えた。
スタッフはとても喜んでくれた。
安心安全な医療脱毛を提供する。

Vol.1093「ウェルエイジング外来」

私の友人がガンを患った。
彼も医師である。
ガンの三大標準治療。
○手術
○放射線療法
○抗がん剤治療
標準治療では・なかなか効果が得られなかった。
医師である彼は・自身のガン治療のために様々な治療を検討した。
「点滴療法」に辿り着いた。
幸い治療が奏効し・元気を取り戻した。
私自身・その点滴療法にとても興味を抱いた。
数年かけて勉強した。
点滴療法は・ガンのみではなく様々な病気に効果があると分かった。
「自分が受けたい医療の提供」。
「自分が良いと考える医療の提供」。
我が故郷唐津の健康寿命を延ばしたい。
その一助を担えるかもしれないと気づいた。
ウェルエイジング外来の開設。
出逢う人の不安に寄り添い・不安を安心に変える。
そのお役目を果たしたいと考える。

Vol.1092「不安を安心に」

頭が痛い。
めまいがする。
耳鼻科を受診する。
何も異常ないと言われる。
脳神経外科を受診。
検査上異常ないと説明受ける。
内科に行ってみた。
どこも悪くないと言われた。
でも・・。
めまいする。
頭痛い。
婦人科を受診すればと・助言される。
たなべクリニックを受診。
頭痛や眩暈の原因を探る。
患者様と共に考え・今出来る治療を提案する。
私たちは患者様に寄り添う。
不安を安心に。
それこそが私たちの使命・お役目。
それが私たち・たなべクリニックの本文。


Vol.1091「何でもない」

夕食を済ませ・家内とまったりお茶タイム。
電話が鳴る。
遠方に暮らす息子からの電話。
「元気?」。
「体調大丈夫?」。
「ご飯ちゃんと食べてる?」。
電話に出た家内の表情は・嬉しそう。
「何か用?」と母。
『別に・・特に用事はないけど・・』と我が子。
家内と電話を代わる私。
他愛ない会話。
互いの近況を報告。
声が聴ければよし。
元気ならよし。
何時でも電話ちょ~だい。
用事なんてなくていいから。
家内・機嫌良し。
私もにっこり。

Vol.1090「芸人」

お笑い芸人。
お客様を笑わせ・楽しませる。
笑いは免疫力を高め・幸せな気分をもたらす。
あるお笑い芸人の方が・インタビューに答えていた。
笑わせるのが商売。
ばかな事を言って・バカな事をするのが仕事。
でも・・。
その事で・我が子がいじめにあう事もあった。
息子が友達からバカにされた事もあった。
私が長年この世界で頑張ってこれたのは・家族のお陰。
妻も子供たちも私がまじめに一生懸命”ばか”を演じている事を理解している。
家族が私の一番のファンで・応援者。
家族が私を恥じる事など一度もなかった。
自慢の父ちゃん。
今日も笑いを届ける。

Vol.1089「初孫」

同級生や幼馴染の娘さんのお産に立ち会う。
やがてお嬢さんは成長し・妊娠。
お嬢さんのお産に立ち会う。
初孫誕生。
おじいちゃん・おばあちゃん嬉しい。
私も嬉しい。
繋ぐ・繋げる。
命の尊さ。
出逢いの尊さ。
何事にも替え難い幸せ。

Vol.1088「横断歩道」

横断歩道。
歩道の脇に黄色い旗が設置してある。
旗が気になる小学生の兄弟。
兄が旗を自宅に持って帰ってきちゃった。
「返しておいで!」と母。
しぶしぶ返しに行く兄。
後日。
弟が嬉しそうに旗を持ち帰る。
「もぅう~すぐ返しておいで!」と母。
肩を落として返しに行く弟。
だめだよねぇ~。
持って帰っちゃ。
でも・・。
分かるよ~その気持ち。
だって・・。
おじさんも持って帰っちゃったから。

Vol.1087「活かす」

特別なグラス。
大事なグラス。
食器棚の最上段の一番奥に・専用の箱に入って眠っている。
特別なお客様が・我が家にお見えになった時に登場する。
特別なお客様・・。
滅多に来ない。
今までに数回しか日の目を見てない・豪華なグラス。
使ってこそ・価値あり。
素敵なグラスだからこそ・日常で使いたい。
夫・決断。
普段使いに使用。
妻・反対。
活かせてこそ・存在意義あり。
今日も食卓に並ぶ箱入りグラス。
輝いている。
グラスもきっと・喜んでいる。