今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.1093「ウェルエイジング外来」

私の友人がガンを患った。
彼も医師である。
ガンの三大標準治療。
○手術
○放射線療法
○抗がん剤治療
標準治療では・なかなか効果が得られなかった。
医師である彼は・自身のガン治療のために様々な治療を検討した。
「点滴療法」に辿り着いた。
幸い治療が奏効し・元気を取り戻した。
私自身・その点滴療法にとても興味を抱いた。
数年かけて勉強した。
点滴療法は・ガンのみではなく様々な病気に効果があると分かった。
「自分が受けたい医療の提供」。
「自分が良いと考える医療の提供」。
我が故郷唐津の健康寿命を延ばしたい。
その一助を担えるかもしれないと気づいた。
ウェルエイジング外来の開設。
出逢う人の不安に寄り添い・不安を安心に変える。
そのお役目を果たしたいと考える。

Vol.1092「不安を安心に」

頭が痛い。
めまいがする。
耳鼻科を受診する。
何も異常ないと言われる。
脳神経外科を受診。
検査上異常ないと説明受ける。
内科に行ってみた。
どこも悪くないと言われた。
でも・・。
めまいする。
頭痛い。
婦人科を受診すればと・助言される。
たなべクリニックを受診。
頭痛や眩暈の原因を探る。
患者様と共に考え・今出来る治療を提案する。
私たちは患者様に寄り添う。
不安を安心に。
それこそが私たちの使命・お役目。
それが私たち・たなべクリニックの本文。


Vol.1091「何でもない」

夕食を済ませ・家内とまったりお茶タイム。
電話が鳴る。
遠方に暮らす息子からの電話。
「元気?」。
「体調大丈夫?」。
「ご飯ちゃんと食べてる?」。
電話に出た家内の表情は・嬉しそう。
「何か用?」と母。
『別に・・特に用事はないけど・・』と我が子。
家内と電話を代わる私。
他愛ない会話。
互いの近況を報告。
声が聴ければよし。
元気ならよし。
何時でも電話ちょ~だい。
用事なんてなくていいから。
家内・機嫌良し。
私もにっこり。

Vol.1090「芸人」

お笑い芸人。
お客様を笑わせ・楽しませる。
笑いは免疫力を高め・幸せな気分をもたらす。
あるお笑い芸人の方が・インタビューに答えていた。
笑わせるのが商売。
ばかな事を言って・バカな事をするのが仕事。
でも・・。
その事で・我が子がいじめにあう事もあった。
息子が友達からバカにされた事もあった。
私が長年この世界で頑張ってこれたのは・家族のお陰。
妻も子供たちも私がまじめに一生懸命”ばか”を演じている事を理解している。
家族が私の一番のファンで・応援者。
家族が私を恥じる事など一度もなかった。
自慢の父ちゃん。
今日も笑いを届ける。

Vol.1089「初孫」

同級生や幼馴染の娘さんのお産に立ち会う。
やがてお嬢さんは成長し・妊娠。
お嬢さんのお産に立ち会う。
初孫誕生。
おじいちゃん・おばあちゃん嬉しい。
私も嬉しい。
繋ぐ・繋げる。
命の尊さ。
出逢いの尊さ。
何事にも替え難い幸せ。

Vol.1088「横断歩道」

横断歩道。
歩道の脇に黄色い旗が設置してある。
旗が気になる小学生の兄弟。
兄が旗を自宅に持って帰ってきちゃった。
「返しておいで!」と母。
しぶしぶ返しに行く兄。
後日。
弟が嬉しそうに旗を持ち帰る。
「もぅう~すぐ返しておいで!」と母。
肩を落として返しに行く弟。
だめだよねぇ~。
持って帰っちゃ。
でも・・。
分かるよ~その気持ち。
だって・・。
おじさんも持って帰っちゃったから。

Vol.1087「活かす」

特別なグラス。
大事なグラス。
食器棚の最上段の一番奥に・専用の箱に入って眠っている。
特別なお客様が・我が家にお見えになった時に登場する。
特別なお客様・・。
滅多に来ない。
今までに数回しか日の目を見てない・豪華なグラス。
使ってこそ・価値あり。
素敵なグラスだからこそ・日常で使いたい。
夫・決断。
普段使いに使用。
妻・反対。
活かせてこそ・存在意義あり。
今日も食卓に並ぶ箱入りグラス。
輝いている。
グラスもきっと・喜んでいる。

Vol.1086「順番」

三人姉妹。
末っ子が熱出した。
保育園をお休み。
翌々日長女が・やや体調不良。
一応小学校登校してみた。
学校から保護者へ連絡。
「お子様が発熱しています」。
「お迎えお願いします」。
だよねぇ~。
そうなるよねぇ~。
仕方なし。
順番・順番。
仲良し三人娘。
熱あるけど・元気。
早くよくなってね。

Vol.1085「お母さん」

初めての妊娠・出産。
赤ちゃんが元気に逢いにきてくれた。
赤ちゃんとの生活が始まる。
初めての経験。
抱っこも・おむつ替えも・授乳も。
赤ちゃんも初めての経験。
そこで頼りになるのが・たなべクリニックスタッフ。
お母さんの様に寄り添い・アドバイスをくれる。
退院しても・いつ何時電話しても親身になって応対してくれる。
たなべクリニックには・たくさんのお母さんがいる。
おばあちゃんだって・いるんだから。

Vol.1084「恋ばな」

遅くに帰宅。
家内が私の帰りを待っていた。
遅い夕食。
箸を進める私に妻が話しかけてきた。
独身時代の話。
もぐもぐしながら傾聴する夫。
懐かしい思い出に花咲く妻。
独身時代の恋ばなの話題となった。
交際を申し込まれた話。
知人から息子さんを紹介された話。
楽しそ~に語らう彼女。
リアクションに困る私。
賛同しにくいテーマ。
でも・・。
いいよ。
だってあなたは今・私の目の前にいるんだから。
ご飯美味しいよ。
今日もありがとう。
ご馳走様。