今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.1091「何でもない」

夕食を済ませ・家内とまったりお茶タイム。
電話が鳴る。
遠方に暮らす息子からの電話。
「元気?」。
「体調大丈夫?」。
「ご飯ちゃんと食べてる?」。
電話に出た家内の表情は・嬉しそう。
「何か用?」と母。
『別に・・特に用事はないけど・・』と我が子。
家内と電話を代わる私。
他愛ない会話。
互いの近況を報告。
声が聴ければよし。
元気ならよし。
何時でも電話ちょ~だい。
用事なんてなくていいから。
家内・機嫌良し。
私もにっこり。

Vol.1090「芸人」

お笑い芸人。
お客様を笑わせ・楽しませる。
笑いは免疫力を高め・幸せな気分をもたらす。
あるお笑い芸人の方が・インタビューに答えていた。
笑わせるのが商売。
ばかな事を言って・バカな事をするのが仕事。
でも・・。
その事で・我が子がいじめにあう事もあった。
息子が友達からバカにされた事もあった。
私が長年この世界で頑張ってこれたのは・家族のお陰。
妻も子供たちも私がまじめに一生懸命”ばか”を演じている事を理解している。
家族が私の一番のファンで・応援者。
家族が私を恥じる事など一度もなかった。
自慢の父ちゃん。
今日も笑いを届ける。

Vol.1089「初孫」

同級生や幼馴染の娘さんのお産に立ち会う。
やがてお嬢さんは成長し・妊娠。
お嬢さんのお産に立ち会う。
初孫誕生。
おじいちゃん・おばあちゃん嬉しい。
私も嬉しい。
繋ぐ・繋げる。
命の尊さ。
出逢いの尊さ。
何事にも替え難い幸せ。

Vol.1088「横断歩道」

横断歩道。
歩道の脇に黄色い旗が設置してある。
旗が気になる小学生の兄弟。
兄が旗を自宅に持って帰ってきちゃった。
「返しておいで!」と母。
しぶしぶ返しに行く兄。
後日。
弟が嬉しそうに旗を持ち帰る。
「もぅう~すぐ返しておいで!」と母。
肩を落として返しに行く弟。
だめだよねぇ~。
持って帰っちゃ。
でも・・。
分かるよ~その気持ち。
だって・・。
おじさんも持って帰っちゃったから。

Vol.1087「活かす」

特別なグラス。
大事なグラス。
食器棚の最上段の一番奥に・専用の箱に入って眠っている。
特別なお客様が・我が家にお見えになった時に登場する。
特別なお客様・・。
滅多に来ない。
今までに数回しか日の目を見てない・豪華なグラス。
使ってこそ・価値あり。
素敵なグラスだからこそ・日常で使いたい。
夫・決断。
普段使いに使用。
妻・反対。
活かせてこそ・存在意義あり。
今日も食卓に並ぶ箱入りグラス。
輝いている。
グラスもきっと・喜んでいる。

Vol.1086「順番」

三人姉妹。
末っ子が熱出した。
保育園をお休み。
翌々日長女が・やや体調不良。
一応小学校登校してみた。
学校から保護者へ連絡。
「お子様が発熱しています」。
「お迎えお願いします」。
だよねぇ~。
そうなるよねぇ~。
仕方なし。
順番・順番。
仲良し三人娘。
熱あるけど・元気。
早くよくなってね。

Vol.1085「お母さん」

初めての妊娠・出産。
赤ちゃんが元気に逢いにきてくれた。
赤ちゃんとの生活が始まる。
初めての経験。
抱っこも・おむつ替えも・授乳も。
赤ちゃんも初めての経験。
そこで頼りになるのが・たなべクリニックスタッフ。
お母さんの様に寄り添い・アドバイスをくれる。
退院しても・いつ何時電話しても親身になって応対してくれる。
たなべクリニックには・たくさんのお母さんがいる。
おばあちゃんだって・いるんだから。

Vol.1084「恋ばな」

遅くに帰宅。
家内が私の帰りを待っていた。
遅い夕食。
箸を進める私に妻が話しかけてきた。
独身時代の話。
もぐもぐしながら傾聴する夫。
懐かしい思い出に花咲く妻。
独身時代の恋ばなの話題となった。
交際を申し込まれた話。
知人から息子さんを紹介された話。
楽しそ~に語らう彼女。
リアクションに困る私。
賛同しにくいテーマ。
でも・・。
いいよ。
だってあなたは今・私の目の前にいるんだから。
ご飯美味しいよ。
今日もありがとう。
ご馳走様。

Vol.1083「甘える」

幼き頃。
私たち兄弟は・おばあちゃん子だった。
二人共おばあちゃんが大好きだった。
私は甘えたくて・駄々をこねていた。
駄々をこねて泣き止まなかった。
なぜなら・・。
泣き止まないと・おばあちゃんがずっと傍にいてくれたから。
こころでは嬉しくて・うそ泣きをしていた。
私と弟とおばあちゃんの三人で・よく川の字になって寝ていた。
二人共おばあちゃんにこちらを向いて欲しくて・我が儘を言っていた。
おばあちゃんは・困り顔で上を向いて寝ていた。
甘えられる存在がいる事は・とても大切だと感じる。
甘えたい時に思いっ切り甘えられる人がいる事は・とても大事である。
こころから感謝している。
大切な・こころの宝もの。



Vol.1082「訓練」

毎年防火設備会社の担当者をクリニックにお招きする。
防火訓練・講習である。
毎年確認する内容もあれば・新たな情報・知識もある。
毎回緊張感を持って参加している。
「目標1分!」という講話があった。
○火元確認
○初期消火
○119番通報
この3つを1分以内にする。
訓練すれば・可能であると教えられた。
よし!
練習・練習。
備えあれば・憂いなし。