今日のよか

<毎週更新>良平院長のコラム

Vol.772「満点」

100点。

100点満点。

とっちゃったら嬉しい。

だって・満点ですから。

この上ないんですから。

仕事でもプライベートでも満点とったら満足。

でも・・。

満点とったら・・少し怠けるかも。

ちょっと勘違いするかも。

100点とりたい。

でもなかなかとれない。

だから・いいのかも。

だから・一生懸命努力する。

努力する過程が大事。

結果は後でついてくる。

満点目指すこころが大事。

昨日も今日も明日も。

驕ることなく・一生懸命。

Vol.771「おなら」

おなら出る。

誰でもする。

何回も続けて出ちゃう時だってある。

音がしたり・しなかったり。

とっても臭ったり・臭わなかったり。

独身の頃。

おならしても黙ってた。

臭っても知らん顔してた。

結婚してもおならは出る。

家内の前で・すましてぷっ。

ある時家内から。

「したら言いましょう」。

「ごめんなさいって言いましょう」。

突然の提案。

真顔で指導教育。

ある日。

彼女がぷっ。

『ごめんなさい』だって。

今では私は。

「でま~す」。

「出ました!ごめんなさ~い」。

言えるようになった。

今の私は。

おなら宣言。

おなら臭くても・気持ちは清々しい。 

Vol.770「お洗濯」

休日。

天気よし。

家内は外出中。

よし・・。

小さな勇気と大きな挑戦。

洗濯機に洗濯物を投入。

洗剤は?

どこ?これ?

説明書き読む。

なるほどぉお。

新たな発見。

洗剤も進化していた。

スイッチオン。

後は自動様にお任せ。

完了チャイム鳴る。

オープン。

かごに移す。

パタパタする。

5回パタパタして干す。

私の独身時代のルール復活。

干す。

パンパン3回。

マイルール蘇る。

洗濯物のラインナップ。

カッコいい。

自己満足。

小さな達成感。

充実感・幸せ。

早く帰っておいでお母さん。

はやく。

Vol.769「付き添い」

妊婦健診。

赤ちゃんのお兄ちゃん・お父さん同伴。

みんなで赤ちゃんとの面会日を楽しむ。

「ハイ!お兄ちゃんどうぞ」と私はお菓子を手渡す。

『いつもすいません先生』とお母さん。

「だって付き添いだもんねぇ」と私。

お母さんの付き添いはお父さん。

お腹の赤ちゃんの付き添いはお兄ちゃん。

いつも付き添い・ありがとうお兄ちゃん。

Vol.768「対話」

赤ちゃんはお腹の中でお耳はちゃんと聞こえてる。

だからお母さん・いっぱいお話して。

どんな事でも・何でも良い。

お腹の赤ちゃんは・お母さんとお話したい。

どんな時だっていつだって・赤ちゃんは聴いてくれる。

早朝だって・深夜だって。

だって赤ちゃんは・24時間お母さんと一緒。

眠れぬ夜に二人でそっとお話。

赤ちゃんはいつもお母さんのそばにいる。

Vol.767「ライバル」

たなべクリニックには・様々な1番がいる。

笑顔No1。

挨拶No1。

気配りNo1。

などなど。

自他共に認められていた笑顔1番スタッフ。

彼女がほほ笑むと・華が咲く。

けれど・ライバル出現。

強力なライバルが入職してきた。

その新人がほほ笑むと・周りの人たちまでも笑顔にする。

現チャンピョン危機感持つ。

現女王初心に帰る。

良きライバルとの相乗効果。

互いにより素敵な笑顔をクリニックに振りまいてくれる。

スタッフ全員の笑顔の華が咲き誇る。

良きこと。

良き出逢い。

No1の質が上がる。

みんなの質がまた上がる。

Vol.766「もう一度」

『夕食何がいい?』と聞かれ「何でもいいよ」と答える。

『何でもいいが一番困る』ともう一度言われたい。

『洗濯物は洗濯かごに入れてって言ってるでしょ』。

『折角果物剥いたんだからちゃんと食べてよ』ともう一度言われたい。

『寒くなってきたから薄着しないで気をつけて』。

『休める時はちゃんと身体休めて』ともう一度言われたい。

些細な事でもう一度喧嘩したい。

メールで先にもう一度謝りたい。

ありがとうともう一度言いたい。

もう一度貴女と共に過ごし時を重ねたい。

もう一度出逢いたい。

Vol.765「もう一度」

「早くベットから出なさい」。

「早くお風呂入りなさい」。

「残さず食べなさい」ともう一度苛立ちたい。

「良く頑張ったね」ともう一度誉めたい。

「いつも手伝ってくれてありがとう」ともう一度感謝したい。

「おはよう」。

「お帰り」。

「気をつけていってらっしゃい」ともう一度言いたい。

もう一度あなたの親になりたい。

もう一度あなたをぎゅっと抱きしめたい。

Vol.764「本望」

24時間・365日。

私の基本的な勤務時間である。

お風呂に入る時も・トイレにいる時も

片時も電話を離さない。

充分な睡眠がとれない日もある。

家に帰れない日もある。

それが私のお役目である。

人様の役に立てて・生涯を全うできるなら本望。

これ以上の幸福はない。

昨日も今日も明日もそう想う。

私はとても幸せである。

Vol.763「お願いします」

たなべクリニックファミリースタッフは

定期的にホスピタリティについて指導教育を受ける。

市内の会議室を貸切り・専任講師が毎回東京からやってくる。

時間の共有は命の共有である。

講師・院長・スタッフが同じ場所同じ空間で命の共有を行う。

会場のある建物の一階でファミリースタッフのお父様と偶然出逢った。

『おはようございます。院長先生』。

『研修に向かう娘を今送り届けました』。

『宜しくお願い致します』。

『これからもどうぞ宜しくお願いします』。

父は深々と私に頭を下げられた。

娘を想う父のこころ。

「お願いします」には様々な愛情が込められている。

娘もやがて親になる。

父の想いがわかるその日その時を共に待つ。